福 島 県 立 安 達 高 等 学 校
日誌
記事(ユネスコスクール2)
京都大学・滋賀大学の講師陣による出前授業を実施しました
「大学の先生による研究についての講義」
このフレーズから、みなさんはどのような講義を想像しますか?
「難しくて理解出来なそう?」「興味の無い分野だったら聞きたくもない?」「途中で眠りそう?」
高校生の頃の私ならば、このように考えたような気がします。
ですが、実は研究のプロセスがそのまま社会で求められている力だとしたら?研究と勉強の違いのような今更聞けないようなことを説明してくれるとしたら?しかもその研究の始め方、進め方を体験出来るとしたら?きっと高校生の私でも身を乗り出して話を聞いていたと思います。
今回お呼びした研究のプロ集団、「チームGANTT」による特別授業およびワークショップは、まさにこれらの事をそのまま実践してくださいました。
1月29日(金)、「チームGANTT」コアメンバーである 京都大学大学院工学研究科 後藤 忠徳 准教授、同大学院理学研究科 常見 俊直 講師、同大学院農学研究科 内藤 啓貴 氏、滋賀大学教育学部 安藤 哲郎 講師 の4名をお迎えしてユネスコスクール特別講座
(1) 2学年理系クラス特別授業 : 複数教員・文理融合型講義「物理を使って京都を探索しよう」
(2) 自然科学部・有志生徒対象ワークショップ : 「社会で問われる!課題のみつけかた・解決の仕方~研究のプロはこうしている!~」
の2点を実施しました。
特別授業は2学年理系クラス計82名を対象に、題名の通り、修学旅行に訪れた京都を題材として行われました。(それぞれのクラスで50分ずつ実施しました。)
「なぜ京都は1200年間も都であり続けられたのか」の問に対し、農学の専門家は京野菜に着目した理由を、地理の専門家はそもそも都として1200年間続いていたのか、という意見を、物理の専門家はバネの運動に例えた説明をそれぞれ行いました。
講師陣同士や、講師陣と生徒間のやりとりを通して、1つの問に対して様々な角度から切り込むことができる、ことを生徒達は学びました。
そして特別授業の最後に「勉強」と「研究」の違いについて熱く語っていただき、大学は「研究」を行うところである、ということを伝えました。(その違いについては、チームGANTTの種明かしになってしまうので内緒です。気になる方は、来年度も実施しますので、是非参観にいらしてください。)
特別授業後のワークショップは、京都大学の4年生でも頭を悩ませる「研究テーマ設定」・「研究計画作成」に焦点を絞り、生徒自身が研究テーマを考え、計画をたて、そしてみんなの前で発表するという取組を行いました。
大学生でも戸惑うくらいですから、生徒達は始めから戸惑いっぱなしです。全くグループで話し合いが進みません。ですが、そこはさすが研究のプロ集団、「身近で気になるものは?」「こんな研究がされているんだよ。」等様々な的確なアドバイス(でも決して答えを言ったり、生徒の考えを誘導したりするものではありません。あくまで生徒自身からアイディアがでるようなアドバイスです。)で生徒から楽しいアイディアをたくさん引き出し、大盛況のままワークショップを終えることができました。
ワークショップが終わった後に生徒達が帰らずに、講師陣を捕まえて質問攻めにしている光景が理科教員の私にとってとても印象深かったです。(僕の授業じゃこうはならないなぁ...と思いつつ)
是非、来年度以降も継続して実施し、生徒達の中に眠る、勉強だけでは終わらない、人生につながる科学的思考力を刺激していきたいと思います。
「チームGANTT」の皆様、遠方はるばる豪雪の中本当にありがとうございました。
ちなみに、生徒達から出た研究アイディアで講師陣にヒットしたのが、「カメと話すにはどうしたらよいか。」「電気ウナギで発電するにはどうしたらよいか。」というテーマでした。夢のような話かもしれませんが、「チームGANTT」某N氏は特に前者の研究について、「カメに特定の刺激を与えて、その時の行動を観察して膨大なデータを集めて統計を取って...」本気で研究計画を立てていましたよ(やってくれませんけどね(笑))。研究のプロって本当にすごいですよ。
このフレーズから、みなさんはどのような講義を想像しますか?
「難しくて理解出来なそう?」「興味の無い分野だったら聞きたくもない?」「途中で眠りそう?」
高校生の頃の私ならば、このように考えたような気がします。
ですが、実は研究のプロセスがそのまま社会で求められている力だとしたら?研究と勉強の違いのような今更聞けないようなことを説明してくれるとしたら?しかもその研究の始め方、進め方を体験出来るとしたら?きっと高校生の私でも身を乗り出して話を聞いていたと思います。
今回お呼びした研究のプロ集団、「チームGANTT」による特別授業およびワークショップは、まさにこれらの事をそのまま実践してくださいました。
1月29日(金)、「チームGANTT」コアメンバーである 京都大学大学院工学研究科 後藤 忠徳 准教授、同大学院理学研究科 常見 俊直 講師、同大学院農学研究科 内藤 啓貴 氏、滋賀大学教育学部 安藤 哲郎 講師 の4名をお迎えしてユネスコスクール特別講座
(1) 2学年理系クラス特別授業 : 複数教員・文理融合型講義「物理を使って京都を探索しよう」
(2) 自然科学部・有志生徒対象ワークショップ : 「社会で問われる!課題のみつけかた・解決の仕方~研究のプロはこうしている!~」
の2点を実施しました。
特別授業は2学年理系クラス計82名を対象に、題名の通り、修学旅行に訪れた京都を題材として行われました。(それぞれのクラスで50分ずつ実施しました。)
「なぜ京都は1200年間も都であり続けられたのか」の問に対し、農学の専門家は京野菜に着目した理由を、地理の専門家はそもそも都として1200年間続いていたのか、という意見を、物理の専門家はバネの運動に例えた説明をそれぞれ行いました。
講師陣同士や、講師陣と生徒間のやりとりを通して、1つの問に対して様々な角度から切り込むことができる、ことを生徒達は学びました。
そして特別授業の最後に「勉強」と「研究」の違いについて熱く語っていただき、大学は「研究」を行うところである、ということを伝えました。(その違いについては、チームGANTTの種明かしになってしまうので内緒です。気になる方は、来年度も実施しますので、是非参観にいらしてください。)
特別授業後のワークショップは、京都大学の4年生でも頭を悩ませる「研究テーマ設定」・「研究計画作成」に焦点を絞り、生徒自身が研究テーマを考え、計画をたて、そしてみんなの前で発表するという取組を行いました。
大学生でも戸惑うくらいですから、生徒達は始めから戸惑いっぱなしです。全くグループで話し合いが進みません。ですが、そこはさすが研究のプロ集団、「身近で気になるものは?」「こんな研究がされているんだよ。」等様々な的確なアドバイス(でも決して答えを言ったり、生徒の考えを誘導したりするものではありません。あくまで生徒自身からアイディアがでるようなアドバイスです。)で生徒から楽しいアイディアをたくさん引き出し、大盛況のままワークショップを終えることができました。
ワークショップが終わった後に生徒達が帰らずに、講師陣を捕まえて質問攻めにしている光景が理科教員の私にとってとても印象深かったです。(僕の授業じゃこうはならないなぁ...と思いつつ)
是非、来年度以降も継続して実施し、生徒達の中に眠る、勉強だけでは終わらない、人生につながる科学的思考力を刺激していきたいと思います。
「チームGANTT」の皆様、遠方はるばる豪雪の中本当にありがとうございました。
ちなみに、生徒達から出た研究アイディアで講師陣にヒットしたのが、「カメと話すにはどうしたらよいか。」「電気ウナギで発電するにはどうしたらよいか。」というテーマでした。夢のような話かもしれませんが、「チームGANTT」某N氏は特に前者の研究について、「カメに特定の刺激を与えて、その時の行動を観察して膨大なデータを集めて統計を取って...」本気で研究計画を立てていましたよ(やってくれませんけどね(笑))。研究のプロって本当にすごいですよ。
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ESD国際理解講演会を実施しました
1月20日(水)二本松男女共生センターにて1学年200名を対象に、ESD国際理解講演会を実施しました。
今回はNPO法人ルワンダの教育を考える会理事長 永遠瑠(トワリ) マリールイズ 様にご講演いただきました。
ルワンダは1994年に内戦が勃発した過去があります。マリールイズさんはこの内戦を経験した後来日し、現在は福島県にて命の尊さ、平和の大切さ、教育の大切さを伝える活動を行っています。
生徒達は映画等でルワンダについて学び、マリールイズさんの講演を聞きました。ルワンダのことについて知っている生徒はほとんどいませんでした。ですが、日本が資金やバス等の支援をルワンダに対して行っており、ルワンダのバスにはルワンダと日本の国旗が描かれているのでルワンダ人で日本を知らない人はほとんどいないという話を聞いて多くの生徒の意識が変わったようでした。
以下は生徒の感想の抜粋です。
「内戦の恐ろしさ、命の尊さ、今私たちが不自由なく生活できることのありがたさを改めて感じることができました。ルワンダについて全く知らなかったけど、日本とルワンダが昔からつながっていたこと、ルワンダが私たちのために支援してくれていることにも気づくことができました。マリールイズさんの話にはすごく考えさせられることが多かったです。自分なりにこのルワンダで起きたことについて家族や友達に伝えられたらいいなと思いました。」
安達高校はこれからもマリールイズさんとのつながりを大切にし、このような活動を継続的に行っていきたいと考えています。
今回はNPO法人ルワンダの教育を考える会理事長 永遠瑠(トワリ) マリールイズ 様にご講演いただきました。
ルワンダは1994年に内戦が勃発した過去があります。マリールイズさんはこの内戦を経験した後来日し、現在は福島県にて命の尊さ、平和の大切さ、教育の大切さを伝える活動を行っています。
生徒達は映画等でルワンダについて学び、マリールイズさんの講演を聞きました。ルワンダのことについて知っている生徒はほとんどいませんでした。ですが、日本が資金やバス等の支援をルワンダに対して行っており、ルワンダのバスにはルワンダと日本の国旗が描かれているのでルワンダ人で日本を知らない人はほとんどいないという話を聞いて多くの生徒の意識が変わったようでした。
以下は生徒の感想の抜粋です。
「内戦の恐ろしさ、命の尊さ、今私たちが不自由なく生活できることのありがたさを改めて感じることができました。ルワンダについて全く知らなかったけど、日本とルワンダが昔からつながっていたこと、ルワンダが私たちのために支援してくれていることにも気づくことができました。マリールイズさんの話にはすごく考えさせられることが多かったです。自分なりにこのルワンダで起きたことについて家族や友達に伝えられたらいいなと思いました。」
安達高校はこれからもマリールイズさんとのつながりを大切にし、このような活動を継続的に行っていきたいと考えています。
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太陽光パネル製作会を実施しました
生徒A 「こんなに大きいのつくるなんて聞いてないです。」
僕 「そうでしょう。言ってないもの。」
2016年1月16日(土)自然科学部の生徒4名がいわき市好間にある「いわきおてんとSUN企業組合」を訪問し、太陽光パネルの仕組みを学び、実際にパネルを制作してきました。
太陽電池には+極と-極があります。一枚当たり0.5Vの発電量を持つ太陽電池を34枚+と-が交互になるように半田ごてで接続し、17Vの発電量を持つ太陽光パネルを製作しました。
ここまで大きな太陽光パネルを作る機会は滅多にないので、生徒たちはとても喜んでいましたし、勉強にもなったようでした。実際生徒たちは太陽光パネルを見て、その回路を読み解く程の力が付いていました。
講義を受けています はんだ付けで接続しています。 完成しました!
お忙しい中、ご指導に当たっていただき、さらに太陽光パネル-蓄電池-LEDシステムをご提供いただきましたいわきおてんとSUNの皆様、本当にありがとうございました。なお、この事業はふくしまキッズ夢サポート事業の一環として実施されました。
僕 「そうでしょう。言ってないもの。」
2016年1月16日(土)自然科学部の生徒4名がいわき市好間にある「いわきおてんとSUN企業組合」を訪問し、太陽光パネルの仕組みを学び、実際にパネルを制作してきました。
太陽電池には+極と-極があります。一枚当たり0.5Vの発電量を持つ太陽電池を34枚+と-が交互になるように半田ごてで接続し、17Vの発電量を持つ太陽光パネルを製作しました。
ここまで大きな太陽光パネルを作る機会は滅多にないので、生徒たちはとても喜んでいましたし、勉強にもなったようでした。実際生徒たちは太陽光パネルを見て、その回路を読み解く程の力が付いていました。
講義を受けています はんだ付けで接続しています。 完成しました!
お忙しい中、ご指導に当たっていただき、さらに太陽光パネル-蓄電池-LEDシステムをご提供いただきましたいわきおてんとSUNの皆様、本当にありがとうございました。なお、この事業はふくしまキッズ夢サポート事業の一環として実施されました。
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青年海外協力隊による「国際理解講座」を行いました。
12月9日(水)5,6校時に青年海外協力隊の皆さんより、1学年200名を対象に「国際理解講座」の講演をしていただきました。メンバーは中沢舞さん(キルギス)、室井研一さん(ヨルダン・モロッコ)、佐原悠太さん(サモア)、小野真理子さん(モザンビーク)の4人です。生徒達は興味関心のある2つの国をそれぞれ50分ずつ聞く機会を得ました。
講師の方々は派遣された国での様子、文化、経験、活動内容など多岐に渡る話を熱意をもって語って下さいました。生徒達は終始その言葉に頷きながら熱心にメモを取っていました。知らなかった国について、その場所で自分たちと同じように日々を暮らしている人々がいる、と想像できるようになったことは大きな変化だと思います。この講演が生徒達にとって異文化や世界の実情を身近なものとして考えるきっかけになったことは間違いありません。協力隊の皆様大変ありがとうございました。
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英語科教員がJICA二本松で英語研修を行いました。
12月1日(火) 本校英語科教員4名がJICA二本松で英語研修を行いました。これは毎年実施しているもので、青年海外協力隊として派遣される方々と一緒に英語の授業を受けます。今年はワークショップ形式の授業や、派遣される国での活動について発表する授業に参加しました。各個人の英語レベルがある中で、どの協力隊メンバーも積極的に、そして真剣に英語で意見を述べる姿に感銘を受けました。本校の英語授業においても参考になることが多くありました。JICAの先生方、協力隊の皆様、お忙しいところご協力ありがとうございました。
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宮城教育大学にて研究指導を受けてきました。
12月12日(土)本校自然科学部の2名が宮城教育大学 環境教育実践研究センター 教授齊藤 千映美 先生 による研究指導を受けてきました。
野生動物が野菜や果物を食べてしまう獣害や、車にひかれて死亡するロードキルに興味を持った生徒に対して、研究指針や調査方法を指導していただきました。
指導を頂いた後は前回も登場したヤギとふれあい、同日八木山動物園で行われたシジュウカラガン(絶滅危惧種)羽数回復特別講演に参加してきました。とても難しい環境保全活動の数少ない成功例の話を聞くことができて、とても学ぶものが多かったです。お忙しいところにもかかわらずご指導いただきました齊藤先生、橋本先生ありがとうございました。
ちょうど光のページェントの点灯時間と重なり、ものすごい数の車とアベックに巻き込まれ、帰る時間が予定よりも遅くなってしまいましたがとても実りある研修であったと思います。
野生動物が野菜や果物を食べてしまう獣害や、車にひかれて死亡するロードキルに興味を持った生徒に対して、研究指針や調査方法を指導していただきました。
指導を頂いた後は前回も登場したヤギとふれあい、同日八木山動物園で行われたシジュウカラガン(絶滅危惧種)羽数回復特別講演に参加してきました。とても難しい環境保全活動の数少ない成功例の話を聞くことができて、とても学ぶものが多かったです。お忙しいところにもかかわらずご指導いただきました齊藤先生、橋本先生ありがとうございました。
ちょうど光のページェントの点灯時間と重なり、ものすごい数の車とアベックに巻き込まれ、帰る時間が予定よりも遅くなってしまいましたがとても実りある研修であったと思います。
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ESD全国大会へ参加してまいりました。
12月5日に昭和女子大学で行われたESD全国大会へ、本校教諭2名が参加してきました。
午前中は全体会ということで文部科学省大臣 馳 浩 氏の挨拶に始まり、日本ユネスコ国内委員会委員長 安西 祐一郎 氏 と昭和女子大学学長 坂東 眞理子 教授 の対談などが行われました。
午後は分科会ということで、我々は(国際的な)学校交流のセッションに参加し、ESD Food Projectの取り組みついての発表を行いました。さらに、「国際協働学習を成功させるためにはどうしたらよいか」をテーマとしたワークショップを行い、有意義な意見交換を行ってきました。
ESDを効果的に推進するためには我々教員の知識や技術が必要となります。こうした研修で得た知識や全国の先生方の意見を積極的に取り入れ、活動をより良いものにしていきたいと考えております。
これからの社会はより複雑化し、不確実なものになってゆきます。そのような社会で生きていくためには、分からないことに対して諦めるのではなく、過去の経験を組み合わせて道を切り拓かねばなりません。その力は、現在本校が行っているようなESDによって培われると坂東先生や安西先生はおっしゃっていました。全国大会を通してあらためて本校ESDの意義を感じ、意欲を高めた次第です。
午前中は全体会ということで文部科学省大臣 馳 浩 氏の挨拶に始まり、日本ユネスコ国内委員会委員長 安西 祐一郎 氏 と昭和女子大学学長 坂東 眞理子 教授 の対談などが行われました。
午後は分科会ということで、我々は(国際的な)学校交流のセッションに参加し、ESD Food Projectの取り組みついての発表を行いました。さらに、「国際協働学習を成功させるためにはどうしたらよいか」をテーマとしたワークショップを行い、有意義な意見交換を行ってきました。
ESDを効果的に推進するためには我々教員の知識や技術が必要となります。こうした研修で得た知識や全国の先生方の意見を積極的に取り入れ、活動をより良いものにしていきたいと考えております。
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平成27年度再生可能エネルギー教育実践事業成果報告会へ参加しました
今年度、安達高校は福島県教育委員会より「ふくしまから はじめよう 再生可能エネルギー教育実践事業」の指定を受け、専門家の講演会、体験学習会、エネルギー施設の見学等再生可能エネルギーを理解するための教育活動を行ってまいりました。
その成果発表会が11月28日(土)にいわき明星大学で行われ、本校自然科学部の1年生6名が、ポスター発表と口頭発表で学習発表を行ってきました。
400名が入れる大講堂での発表で生徒達は少々(かなり?)緊張気味でしたが、台本を見ることなく立派に発表しました。
多くの自然科学部1年生にとっては初陣です。これからたくさん人前で発表する機会がありますので、覚悟をしていてくださいね。
ちなみに、夏に人前での発表を経験した1年生が1人だけいたのですが、その生徒は特に素晴らしい発表をしました。しかし、決して初めから発表が上手だったわけではなく、夏は何度も練習し、修正しながら徐々に上手くなっていきました。そして今回、ポスター発表では他の見本となるような説明をしてくれ、プレゼン能力と土壇場での度胸が順調に育っていると感じました。
人前での発表は「準備が大変」、「当日失敗したら恥ずかしい」、という理由で自ら進んで行える人は少数派です。しかし、そこを一度乗り越えると多くの経験を得ることが出来ます。これからの受験や、社会ではプレゼン能力がさらに重要視されていくでしょう。安達高校は、このプレゼン能力を伸ばし、発表する度胸を身につけるための機会を積極的に与えていきたいと思ってます。
その成果発表会が11月28日(土)にいわき明星大学で行われ、本校自然科学部の1年生6名が、ポスター発表と口頭発表で学習発表を行ってきました。
400名が入れる大講堂での発表で生徒達は少々(かなり?)緊張気味でしたが、台本を見ることなく立派に発表しました。
多くの自然科学部1年生にとっては初陣です。これからたくさん人前で発表する機会がありますので、覚悟をしていてくださいね。
ちなみに、夏に人前での発表を経験した1年生が1人だけいたのですが、その生徒は特に素晴らしい発表をしました。しかし、決して初めから発表が上手だったわけではなく、夏は何度も練習し、修正しながら徐々に上手くなっていきました。そして今回、ポスター発表では他の見本となるような説明をしてくれ、プレゼン能力と土壇場での度胸が順調に育っていると感じました。
人前での発表は「準備が大変」、「当日失敗したら恥ずかしい」、という理由で自ら進んで行える人は少数派です。しかし、そこを一度乗り越えると多くの経験を得ることが出来ます。これからの受験や、社会ではプレゼン能力がさらに重要視されていくでしょう。安達高校は、このプレゼン能力を伸ばし、発表する度胸を身につけるための機会を積極的に与えていきたいと思ってます。
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ACCUの齋藤様を交えてESD Food Projectのミーティングを行いました
ACCU(ユネスコ・アジア文化センター)は今回のESD Food Projectの主催団体です。11月26日(木)に、ACCU所属で、ESD Food Projectの総合コーディネーターである齋藤 美貴 様が来校し、本校生徒の活動に参加していただきました。
他の参加校の様子を教えていただいたり、これからのプロジェクトの流れについてのアドバイスを頂いたのち、生徒も交えた齋藤様主導によるプロジェクトの打ち合わせを行いました。
これまでの活動を踏まえた話し合いにより、今後の方向性が見えてきたようでした。
この3日間で斎藤様は滋賀、神戸、そして福島と回られています。お忙しい中本当にありがとうございました。
他の参加校の様子を教えていただいたり、これからのプロジェクトの流れについてのアドバイスを頂いたのち、生徒も交えた齋藤様主導によるプロジェクトの打ち合わせを行いました。
これまでの活動を踏まえた話し合いにより、今後の方向性が見えてきたようでした。
この3日間で斎藤様は滋賀、神戸、そして福島と回られています。お忙しい中本当にありがとうございました。
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JAみちのく安達を訪問させていただきました。
11月25日(水)に"ESD Food Project" の一環としてJAみちのく安達へ生徒8名、教諭2名で訪問させて頂きました。
あらかじめお送りしていた農産物の生産、加工、流通、消費に関する質問に対するご回答とともに、農業の現状に関する説明をしていただきました。
「Act locally, think globally」の精神に従うべく、まずは地域の課題に気付くことができたのではないかと思います。
とても貴重なお話を聞くことができました。JAの担当者の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
あらかじめお送りしていた農産物の生産、加工、流通、消費に関する質問に対するご回答とともに、農業の現状に関する説明をしていただきました。
「Act locally, think globally」の精神に従うべく、まずは地域の課題に気付くことができたのではないかと思います。
とても貴重なお話を聞くことができました。JAの担当者の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
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インドの学校とスカイプで交流しました。
11月24日(火)に”ESD Food Project"の一環として本校、安古市高、Kuthuparamba HSS 校間でSkypeによる交流を試みました。
3校同時に交信を行う予定だったのですが、通信環境の関係で実現はできませんでした。そこでとりあえず2校間での交信にトライする方針へと変更しましたが、なかなかKuthuparamba HSS 校と繋がりません。ですが何回も何回も交信を試みた結果…
インドと繋がりました!
「Hello」「Hi」と簡単な挨拶を交わします。
この日一番の盛り上がりを見せるメンバー。歓声があがります。
ですが残念ながら15秒ほどで切れてしまいました。
この日一番の盛り下がりを見せるメンバー。「ああー」とため息がもれました。
インドと日本の通信環境の違いを知ること、これも国際理解です。インドと短い時間ではありましたが、今回の一歩は大きな一歩です。インドとの交流方法を模索し、これからも積極的にチャレンジしていきたいと思います。
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安古市高等学校とのSkypeミーティングを行いました。
現在目下進行中である国際協働プロジェクトである"ESD Food Project" は、インドのKuthuparamba HSS 校と広島の安古市(やすふるいち)高校と協働で行っています。
11月16日(月)に本校メンバーと安古市高メンバーとの間で第1回Skypeミーティングを行いました。
自己紹介や学校紹介を行い、プロジェクトの進捗状況について報告し合いました。
メンバーにとっては初めて話す相手、さらにはSkypeであったということで、とても緊張していたようでした。ですが、ミーティング終了後には「次はもっと自分から話せるようになりたい」という前向きな反省を聞くことができました。
Skypeを用いた活動はこれからも積極的に実施していきます。次回はKuthuparamba HSS校も交えた会となるでしょう。英語でのやり取りです。準備、頑張りましょうね。
このような活動を経るごとに、生徒がどのように成長していくか楽しみです。
11月16日(月)に本校メンバーと安古市高メンバーとの間で第1回Skypeミーティングを行いました。
自己紹介や学校紹介を行い、プロジェクトの進捗状況について報告し合いました。
メンバーにとっては初めて話す相手、さらにはSkypeであったということで、とても緊張していたようでした。ですが、ミーティング終了後には「次はもっと自分から話せるようになりたい」という前向きな反省を聞くことができました。
Skypeを用いた活動はこれからも積極的に実施していきます。次回はKuthuparamba HSS校も交えた会となるでしょう。英語でのやり取りです。準備、頑張りましょうね。
このような活動を経るごとに、生徒がどのように成長していくか楽しみです。
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パキスタンの教育関係者が来校しました!
11月11日(水)JICA二本松の委託事業の一環でパキスタンの教育関係者11名が安達高校へ来校し、生徒との交流を行いました。
5グループに分かれて1学年の各クラスに入り、パキスタンの紹介を英語で行っていただきました。紹介後はそのままパーティーや折り紙、かるた等、各クラスで決めたレクリエーションを通して生徒達と交流しました。
放課後は、Welcome Supporter(WS)との交流会を行いました。WSは、今回の交流会にて積極的にパキスタンの方とコミュニケーションをとりたい人を募い、我こそはと応募してくれた1学年、2学年合わせて13名の有志生徒の集まりです。
英語が苦手だ、と自分で思い込んでいる生徒もあらかじめ用意した質問カードを片手に積極的に話しかけ、パキスタンの方と立派にコミュニケーションを取っていました。コミュニケーションに必要なものは言語力だけではなく、そういった姿勢なのだということを示してくれたと思います。
交流会終了後、WSからは「楽しかった」、「あまり英語が話せなくて悔しい!」という前向きな感想が多数聞かれました。
終了後、代表のケサル・ハタックさんからは「①礼儀正しさ、②時間の正確さ、③誠実さ、この3つに関しては他の先進国は到底日本には及ばない」とのコメントを頂きました。
ユネスコスクールである安達高校ならではの取り組みを通し、またひとつ生徒が成長した姿を見ることができたと思います。
5グループに分かれて1学年の各クラスに入り、パキスタンの紹介を英語で行っていただきました。紹介後はそのままパーティーや折り紙、かるた等、各クラスで決めたレクリエーションを通して生徒達と交流しました。
放課後は、Welcome Supporter(WS)との交流会を行いました。WSは、今回の交流会にて積極的にパキスタンの方とコミュニケーションをとりたい人を募い、我こそはと応募してくれた1学年、2学年合わせて13名の有志生徒の集まりです。
英語が苦手だ、と自分で思い込んでいる生徒もあらかじめ用意した質問カードを片手に積極的に話しかけ、パキスタンの方と立派にコミュニケーションを取っていました。コミュニケーションに必要なものは言語力だけではなく、そういった姿勢なのだということを示してくれたと思います。
交流会終了後、WSからは「楽しかった」、「あまり英語が話せなくて悔しい!」という前向きな感想が多数聞かれました。
終了後、代表のケサル・ハタックさんからは「①礼儀正しさ、②時間の正確さ、③誠実さ、この3つに関しては他の先進国は到底日本には及ばない」とのコメントを頂きました。
ユネスコスクールである安達高校ならではの取り組みを通し、またひとつ生徒が成長した姿を見ることができたと思います。
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筑波大学にて研究指導を受けてきました。
「ウミガメの死骸を解剖すると、クラゲと間違えて食べてしまったビニールで、鳥の死骸を解剖すると、米粒と間違えて食べてしまったプラスチックでいっぱいのときがある。」
11月7日(土)自然科学部生徒5名と教諭1名が筑波大学 中島 敏明 教授の研究室を訪問し、土に溶けるプラスチック、「生分解性プラスチック」の研究について指導していただきました。
中島先生は微生物応用の専門家です。①生分解性プラスチックの分解、②バイオディーゼル廃液から燃料の再生産、③特定のプラスチックの分解の効率化を、微生物本体、または微生物が持つ酵素を用いて目指しておられます。
今回の訪問では、まず生分解性プラスチック研究の現状を説明していただいたのち、生分解性プラスチックを溶かす能力の高い微生物を見つけ出すための実験を生徒一人一人が実際に行わせていただきました。
聴講中 英語での試料の作り方講座。みんな大丈夫? ガラス細工。プロの技です。
ガスバーナーで熱してから細工します。 ガラス細工に挑戦!上出来でした。 スクリーニング作業。慌てず急いで丁寧に!
海鳥の足やアシカなどの海獣に絡みついた釣り糸を報道などでご覧になったことはありませんか?私たちが普段使っているプラスチックの多くは、自然には分解されないため、海や土に廃棄されたプラスチックは非常に長い間存在し続けます。つまり、自然界に放置されているプラスチックごみは増えることはあっても減ることはないのです。
そこで近年、微生物によって自然に分解されるプラスチック、生分解性プラスチックが注目されてきました。私たち安達高自然科学部は持続可能な未来のため、生分解性プラスチックの研究を行っていきます。
最後に、中島先生や博士研究員、そして学生の皆さん、ラボのお引っ越し等大変お忙しい時期にもかかわらず、一日中ご指導していただいたこと、感謝申し上げます。ありがとうございました。
ちなみに、この日はたまたま筑波大学の学園祭でした。そして偶然にも(!)お昼に空き時間が生じたため、学園祭へと生徒を解き放ちました。
初めて降り立つ総合大学の学園祭の熱気、人波に戸惑う生徒達。
いきなり現れたフリーハグ集団にハグされ、さらに困惑する生徒達とついでにハグされ困惑する引率教諭。
「DK(男子高校生)だDKだ」とたくさん話しかけられ、次からは制服じゃなく私服で来させてくれと懇願する男子生徒。
たくさんの良い経験ができたようで、私は満足です。
以上、ハグされたときに撮られていた動画が拡散しないことを切に願う引率教諭でした。
11月7日(土)自然科学部生徒5名と教諭1名が筑波大学 中島 敏明 教授の研究室を訪問し、土に溶けるプラスチック、「生分解性プラスチック」の研究について指導していただきました。
中島先生は微生物応用の専門家です。①生分解性プラスチックの分解、②バイオディーゼル廃液から燃料の再生産、③特定のプラスチックの分解の効率化を、微生物本体、または微生物が持つ酵素を用いて目指しておられます。
今回の訪問では、まず生分解性プラスチック研究の現状を説明していただいたのち、生分解性プラスチックを溶かす能力の高い微生物を見つけ出すための実験を生徒一人一人が実際に行わせていただきました。
聴講中 英語での試料の作り方講座。みんな大丈夫? ガラス細工。プロの技です。
ガスバーナーで熱してから細工します。 ガラス細工に挑戦!上出来でした。 スクリーニング作業。慌てず急いで丁寧に!
海鳥の足やアシカなどの海獣に絡みついた釣り糸を報道などでご覧になったことはありませんか?私たちが普段使っているプラスチックの多くは、自然には分解されないため、海や土に廃棄されたプラスチックは非常に長い間存在し続けます。つまり、自然界に放置されているプラスチックごみは増えることはあっても減ることはないのです。
そこで近年、微生物によって自然に分解されるプラスチック、生分解性プラスチックが注目されてきました。私たち安達高自然科学部は持続可能な未来のため、生分解性プラスチックの研究を行っていきます。
最後に、中島先生や博士研究員、そして学生の皆さん、ラボのお引っ越し等大変お忙しい時期にもかかわらず、一日中ご指導していただいたこと、感謝申し上げます。ありがとうございました。
※この事業は国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)による「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」の助成を受けて行われました。
ちなみに、この日はたまたま筑波大学の学園祭でした。そして偶然にも(!)お昼に空き時間が生じたため、学園祭へと生徒を解き放ちました。
初めて降り立つ総合大学の学園祭の熱気、人波に戸惑う生徒達。
いきなり現れたフリーハグ集団にハグされ、さらに困惑する生徒達とついでにハグされ困惑する引率教諭。
「DK(男子高校生)だDKだ」とたくさん話しかけられ、次からは制服じゃなく私服で来させてくれと懇願する男子生徒。
たくさんの良い経験ができたようで、私は満足です。
以上、ハグされたときに撮られていた動画が拡散しないことを切に願う引率教諭でした。
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台風18号等災害義援金
過日、ユネスコスクールの一環として茨城県共同募金会に台風18号等災害義援金30,593円をお届けしました。本校の生徒が発起人となって学校全体に義援金を募ったものです。現地の被災した方々への復興支援となることを祈念いたします。
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ユネスコスクール東北大会にて生徒が発表を行いました
10月30日(金)に宮城教育大学で行われたユネスコスクール実践大賞の授賞式の後は、ユネスコスクール東北大会が開催され、東北地区の学校による持続可能な開発のための教育(ESD)実践発表が行われました。各校の教員が学校の取組を発表する中で、本校の3年生3名がこれまでの学習内容を発表してきました。
とても堂々とした発表をし、韓国の先生に「Wonderful presentation!(素晴らしい発表だった)」と称賛を受けるなど会場を盛り上げました。改めて、生徒の情報発信は社会を動かす力を秘めていること、そして生徒自身の成長に大きくつながることを実感しました。
東北大会終了後は、宮城教育大学の斎藤千映美 教授や斎藤先生が顧問を務めるESDサークル「自然フィールドワーク研究会YAMOI」の学生さんと共に学内を案内していただきました。
齋藤先生。(私以外には)気さくな先生です 最強のESD生物教材(斎藤先生談)とのふれあ
い
この交流によって進路を改めて考えた生徒もいたようでした。新しい世界に触れることで自身の可能性は広がっていくのだと思います。本校のESDはこれからも、生徒が様々な人とつながる機会を提供し、生徒の可能性を広げていきたいと考えています。
とても堂々とした発表をし、韓国の先生に「Wonderful presentation!(素晴らしい発表だった)」と称賛を受けるなど会場を盛り上げました。改めて、生徒の情報発信は社会を動かす力を秘めていること、そして生徒自身の成長に大きくつながることを実感しました。
東北大会終了後は、宮城教育大学の斎藤千映美 教授や斎藤先生が顧問を務めるESDサークル「自然フィールドワーク研究会YAMOI」の学生さんと共に学内を案内していただきました。
齋藤先生。(私以外には)気さくな先生です 最強のESD生物教材(斎藤先生談)とのふれあ
い
この交流によって進路を改めて考えた生徒もいたようでした。新しい世界に触れることで自身の可能性は広がっていくのだと思います。本校のESDはこれからも、生徒が様々な人とつながる機会を提供し、生徒の可能性を広げていきたいと考えています。
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ユネスコスクール実践大賞授賞式に参加しました!
本校は宮城教育大学・東北地区ユネスコスクール実践大賞を受賞いたしました。この賞はユネスコスクールとしてユネスコの理想を実現する優れた取り組みを創出し、東北地区のユネスコスクール加盟校の模範となる学校に贈られるものです。10月30日(金)、宮城教育大学で授賞式が行われ、本校教諭と生徒10名が参加して参りました。
授賞式の後、本校の取り組みを発表しました。本校の取り組みを広く知ってもらい、学校間のネットワークを広げることは本校のESD活動を持続可能にするために有意であると考えております。今後も生徒のみならず、教員による情報発信を積極的に行っていきたいと思います。
授賞式の後、本校の取り組みを発表しました。本校の取り組みを広く知ってもらい、学校間のネットワークを広げることは本校のESD活動を持続可能にするために有意であると考えております。今後も生徒のみならず、教員による情報発信を積極的に行っていきたいと思います。
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再生可能エネルギー施設の見学会を実施しました(前編)
福島県は2040年までに再生可能エネルギーによる県内エネルギー需要100%を目指しており、再生可能エネルギー施設が県内に続々と生まれています。
一方で、本校自然科学部はかねてより温度差のみで電気を起こす「温度差発電」という再生可能エネルギー発電の研究を行ってきました。そこで今回は再生可能エネルギー発電の現状と課題を探るべく、10月24日(土)に本校自然科学部12名で福島空港メガソーラー発電所と土湯温泉バイナリー発電所の施設見学会を行いました。
福島空港メガソーラー発電所は北発電所では500kW、南発電所では500kW、その他で約200kW発電しており、計1200kW(1.2MW)、330世帯分の電気を作っています。
当施設は様々な種類・メーカーによる太陽光パネルをそろえており、発電効率や耐久性を調べる巨大な実験場の役割も果たしているそうです。
パネル点検の様子 福島県のエネルギー政策についての説明 集合写真
当日は一般社団法人「福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会」の企画担当のお二人に加え、安積高校の生徒さん一人にお手伝いいただきながら、実際に太陽光パネルの点検作業を体験させていただきました。
点検作業終了後はソーラー・アグリのお二人に福島空港メガソーラー事業、福島県庁エネルギー課の方に福島県のエネルギー政策についてお話を頂きました。
一方で、本校自然科学部はかねてより温度差のみで電気を起こす「温度差発電」という再生可能エネルギー発電の研究を行ってきました。そこで今回は再生可能エネルギー発電の現状と課題を探るべく、10月24日(土)に本校自然科学部12名で福島空港メガソーラー発電所と土湯温泉バイナリー発電所の施設見学会を行いました。
福島空港メガソーラー発電所は北発電所では500kW、南発電所では500kW、その他で約200kW発電しており、計1200kW(1.2MW)、330世帯分の電気を作っています。
当施設は様々な種類・メーカーによる太陽光パネルをそろえており、発電効率や耐久性を調べる巨大な実験場の役割も果たしているそうです。
パネル点検の様子 福島県のエネルギー政策についての説明 集合写真
当日は一般社団法人「福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会」の企画担当のお二人に加え、安積高校の生徒さん一人にお手伝いいただきながら、実際に太陽光パネルの点検作業を体験させていただきました。
点検作業終了後はソーラー・アグリのお二人に福島空港メガソーラー事業、福島県庁エネルギー課の方に福島県のエネルギー政策についてお話を頂きました。
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再生可能エネルギー施設の見学会を実施しました(後編)
10月24日(土)に行った再生可能エネルギー施設見学会。福島空港メガソーラーを見学したのちに土湯温泉バイナリー発電所を見学させていただきました。
バイナリ―発電は地熱発電の一種ですが、従来の地熱発電に比べて低温の熱源でも発電でき、温泉資源を無駄なく活用することができます。バイナリ―発電は全国では土湯温泉の他には九州の一部でしか行われていない、現在最も注目されている発電方法の一つです(当日も午前中に長崎大学の先生が視察に来られていたそうです)。
当日は「(株)元気アップつちゆ」の事務局の方にご説明いただきました。「元気アップつちゆ」はバイナリ―発電所の他にも小水力発電所も行っており、今後は好適環境水を用いた養殖で土湯名物を作り、町の活性化につなげたいとのことでした。
一日を通して再生可能エネルギー先進県としての取り組みに触れ、話を聞くことで生徒の興味がさらに高まったようでした。
安達高校は復興教育の一環として再生エネルギー教育をこれからも推進すると共に、今回お世話になった福島復興ソーラー・アグリパーク様や(株)元気アップつちゆ様のような福島の復興のために尽力してくださっている地域事業者様とのつながりを大事にした活動を行っていきたいと考えております。
今回は誠にありがとうございました。
バイナリ―発電は地熱発電の一種ですが、従来の地熱発電に比べて低温の熱源でも発電でき、温泉資源を無駄なく活用することができます。バイナリ―発電は全国では土湯温泉の他には九州の一部でしか行われていない、現在最も注目されている発電方法の一つです(当日も午前中に長崎大学の先生が視察に来られていたそうです)。
当日は「(株)元気アップつちゆ」の事務局の方にご説明いただきました。「元気アップつちゆ」はバイナリ―発電所の他にも小水力発電所も行っており、今後は好適環境水を用いた養殖で土湯名物を作り、町の活性化につなげたいとのことでした。
一日を通して再生可能エネルギー先進県としての取り組みに触れ、話を聞くことで生徒の興味がさらに高まったようでした。
安達高校は復興教育の一環として再生エネルギー教育をこれからも推進すると共に、今回お世話になった福島復興ソーラー・アグリパーク様や(株)元気アップつちゆ様のような福島の復興のために尽力してくださっている地域事業者様とのつながりを大事にした活動を行っていきたいと考えております。
今回は誠にありがとうございました。
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いわき明星大学東之弘教授による講演会を開催しました。
10月14日(水)に、いわき明星大学科学技術学部 東之弘 教授をお招きして、ユネスコスクールESD講演会「ふくしまの未来とエネルギー」を1学年を対象に本校体育館にて開催いたしました。
日本のエネルギー自給率が6%にすぎない事や、日本は世界の中でもエネルギー消費量が多いこと、持続可能な社会のためにも再生可能エネルギーなどの新しいエネルギーの開発が必要であることを説明していただきました。
「日本のエネルギー自給率の低さに驚いた。」、「これまでエネルギーに興味はなかったけど、これからは考えてみようと思った。」、「来年のESD発表会につながると思う。」という前向きな感想が数多く見られました。
安達高校はこれからも大学や地域事業者と連携し、持続可能な社会を考える契機となるような教育活動を展開していきます。
日本のエネルギー自給率が6%にすぎない事や、日本は世界の中でもエネルギー消費量が多いこと、持続可能な社会のためにも再生可能エネルギーなどの新しいエネルギーの開発が必要であることを説明していただきました。
「日本のエネルギー自給率の低さに驚いた。」、「これまでエネルギーに興味はなかったけど、これからは考えてみようと思った。」、「来年のESD発表会につながると思う。」という前向きな感想が数多く見られました。
安達高校はこれからも大学や地域事業者と連携し、持続可能な社会を考える契機となるような教育活動を展開していきます。
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お知らせ
安達高校のスクール・ミッションに加えて、スクール・ポリシーが決定しました。
学校紹介動画。下記URLよりご覧ください。
https://youtu.be/rM1rh1vncjk(令和4年度)
https://youtu.be/W9X-Ks72n8E(令和3年度)
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