日誌

2015年12月の記事一覧

青年海外協力隊による「国際理解講座」を行いました。

 12月9日(水)5,6校時に青年海外協力隊の皆さんより、1学年200名を対象に「国際理解講座」の講演をしていただきました。メンバーは中沢舞さん(キルギス)、室井研一さん(ヨルダン・モロッコ)、佐原悠太さん(サモア)、小野真理子さん(モザンビーク)の4人です。生徒達は興味関心のある2つの国をそれぞれ50分ずつ聞く機会を得ました。
 講師の方々は派遣された国での様子、文化、経験、活動内容など多岐に渡る話を熱意をもって語って下さいました。生徒達は終始その言葉に頷きながら熱心にメモを取っていました。知らなかった国について、その場所で自分たちと同じように日々を暮らしている人々がいる、と想像できるようになったことは大きな変化だと思います。この講演が生徒達にとって異文化や世界の実情を身近なものとして考えるきっかけになったことは間違いありません。協力隊の皆様大変ありがとうございました。



0

英語科教員がJICA二本松で英語研修を行いました。

121日(火) 本校英語科教員4名がJICA二本松で英語研修を行いました。これは毎年実施しているもので、青年海外協力隊として派遣される方々と一緒に英語の授業を受けます。今年はワークショップ形式の授業や、派遣される国での活動について発表する授業に参加しました。各個人の英語レベルがある中で、どの協力隊メンバーも積極的に、そして真剣に英語で意見を述べる姿に感銘を受けました。本校の英語授業においても参考になることが多くありました。JICAの先生方、協力隊の皆様、お忙しいところご協力ありがとうございました。
0

宮城教育大学にて研究指導を受けてきました。

 12月12日(土)本校自然科学部の2名が宮城教育大学 環境教育実践研究センター 教授齊藤 千映美 先生 による研究指導を受けてきました。
  
 野生動物が野菜や果物を食べてしまう獣害や、車にひかれて死亡するロードキルに興味を持った生徒に対して、研究指針や調査方法を指導していただきました。
 指導を頂いた後は前回も登場したヤギとふれあい、同日八木山動物園で行われたシジュウカラガン(絶滅危惧種)羽数回復特別講演に参加してきました。とても難しい環境保全活動の数少ない成功例の話を聞くことができて、とても学ぶものが多かったです。お忙しいところにもかかわらずご指導いただきました齊藤先生、橋本先生ありがとうございました。

 ちょうど光のページェントの点灯時間と重なり、ものすごい数の車とアベックに巻き込まれ、帰る時間が予定よりも遅くなってしまいましたがとても実りある研修であったと思います。
0

ESD全国大会へ参加してまいりました。

 12月5日に昭和女子大学で行われたESD全国大会へ、本校教諭2名が参加してきました。
 午前中は全体会ということで文部科学省大臣 馳 浩 氏の挨拶に始まり、
日本ユネスコ国内委員会委員長 安西 祐一郎 氏 と昭和女子大学学長 坂東 眞理子 教授 の対談などが行われました。
 
 午後は分科会ということで、我々は(国際的な)学校交流のセッションに参加し、ESD Food Projectの取り組みついての発表を行いました。さらに、「国際協働学習を成功させるためにはどうしたらよいか」をテーマとしたワークショップを行い、有意義な意見交換を行ってきました。
   

 ESDを効果的に推進するためには我々教員の知識や技術が必要となります。こうした研修で得た知識や全国の先生方の意見を積極的に取り入れ、活動をより良いものにしていきたいと考えております。


 これからの社会はより複雑化し、不確実なものになってゆきます。そのような社会で生きていくためには、分からないことに対して諦めるのではなく、過去の経験を組み合わせて道を切り拓かねばなりません。その力は、現在本校が行っているようなESDによって培われると坂東先生や安西先生はおっしゃっていました。全国大会を通してあらためて本校ESDの意義を感じ、意欲を高めた次第です。
0