日誌

2016年10月の記事一覧

1学年全体で持続可能な社会について考える授業を実施しました。

  私たちの身近なところには社会を持続不可能にする課題がたくさんあります。環境問題、風評被害、エネルギー問題、食の安全...
 
  安達高校はユネスコスクールとして、これらの課題を考え、そして自分たちなりの最適解を導き出す取り組みを2学年で行っています。2学年で実施する公開ESD校内発表会へ向けて、10月5日(水)に総合的な学習の時間として、1学年全員を対象に、「復興」、「国際理解」、「食」の3つから興味のあるテーマを選び、そのテーマに関してマインドマップ(連想ゲームのようなもの)を作成しました。
 
  グループはクラスの壁を取り払い、テーマごとに集めたので、初めて話す人も多かったと思います。ですが、感想では「初めて話す人も多かったけど思ったよりみんな意見を出していて楽しかった」という生徒もいて、充実していたようでした。
0

除染情報プラザにて研修を行ってきました。

  10月2日(日)に福島県の復興に想いのある有志生徒4名が、福島市にある除染情報プラザにて放射線に関する研修を行ってきました。高校生には難しい内容も含まれていましたが、生徒達は最後まで集中して受講していました。
  除染情報プラザはセミナーだけでなく、放射線や除染に関する展示も行っていました。そちらも非常にわかりやすく、これからの活動の一助となりました。
  この活動を通して原発事故から5年たった今。生徒達には改めて事故のこと、放射線のことを知り、福島県民として復興や原発に対して自分なりの「考え」を固めていってほしいと思います。

  
  
0

日本地理学会秋季大会で研究結果を発表してきました。

  学会というのはプロの研究者が自身の研究について発表し、その内容について立場や年齢を超え、対等な立場で議論する場です。9月30日(金)-10月1日(土)に東北大学で行われた日本地理学会も由緒ある学会の一つです。気持ちの良い秋空の下、本校自然科学部の2名が1日(土)に日本地理学会に参加し、そして発表してきました。
  
  私たちが参加したのは高校生ポスターセッションです。西は愛媛から北は宮城と、全国から集まった20件の高校生作ポスターが掲示されていました。高校生ポスターセッションですが、見に来てくれる人は高校生だけでなくプロの研究者も多数
。鋭い質問や指摘も受けましたが、生徒達は練習の成果を発揮し、しっかりと対応することができました。

  今回発表した2人からは
  「準備がとても大変だったけど、本番はあっという間でとても充実していた」
  「説明していくうちにだんだん自分の説明のしかたがうまくなっていくのを感じた」
  「色々な意見を聞けたのがうれしい」
  「また参加したい」
  等のとてもポジティブな感想を聞くことができました。
  ここまで来るのには相当な苦労があったかと思いますが、諦めずに頑張ってくれました。
  一日で大きく成長したと思います。お疲れ様でした。

   
 
0