日誌

2016年1月の記事一覧

ESD国際理解講演会を実施しました

 1月20日(水)二本松男女共生センターにて1学年200名を対象に、ESD国際理解講演会を実施しました。

 今回はNPO法人ルワンダの教育を考える会理事長 永遠瑠(トワリ) マリールイズ 様にご講演いただきました。
 ルワンダは1994年に内戦が勃発した過去があります。マリールイズさんはこの内戦を経験した後来日し、現在は福島県にて命の尊さ、平和の大切さ、教育の大切さを伝える活動を行っています。

 生徒達は映画等でルワンダについて学び、マリールイズさんの講演を聞きました。ルワンダのことについて知っている生徒はほとんどいませんでした。ですが、日本が資金やバス等の支援をルワンダに対して行っており、ルワンダのバスにはルワンダと日本の国旗が描かれているのでルワンダ人で日本を知らない人はほとんどいないという話を聞いて多くの生徒の意識が変わったようでした。

  

 以下は生徒の感想の抜粋です。
 「内戦の恐ろしさ、命の尊さ、今私たちが不自由なく生活できることのありがたさを改めて感じることができました。ルワンダについて全く知らなかったけど、日本とルワンダが昔からつながっていたこと、ルワンダが私たちのために支援してくれていることにも気づくことができました。マリールイズさんの話にはすごく考えさせられることが多かったです。自分なりにこのルワンダで起きたことについて家族や友達に伝えられたらいいなと思いました。」
 
 安達高校はこれからもマリールイズさんとのつながりを大切にし、このような活動を継続的に行っていきたいと考えています。
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太陽光パネル製作会を実施しました

 生徒A 「こんなに大きいのつくるなんて聞いてないです。」
  僕   「そうでしょう。言ってないもの。」 

 2016年1月16日(土)自然科学部の生徒4名がいわき市好間にある「いわきおてんとSUN企業組合」を訪問し、太陽光パネルの仕組みを学び、実際にパネルを制作してきました。
 
 太陽電池には+極と-極があります。一枚当たり0.5Vの発電量を持つ太陽電池を34枚+と-が交互になるように半田ごてで接続し、17Vの発電量を持つ太陽光パネルを製作しました。
 ここまで大きな太陽光パネルを作る機会は滅多にないので、生徒たちはとても喜んでいましたし、勉強にもなったようでした。実際生徒たちは太陽光パネルを見て、その回路を読み解く程の力が付いていました。

  
     講義を受けています              はんだ付けで接続しています。            完成しました!

 お忙しい中、ご指導に当たっていただき、さらに太陽光パネル-蓄電池-LEDシステムをご提供いただきましたいわきおてんとSUNの皆様、本当にありがとうございました。なお、この事業はふくしまキッズ夢サポート事業の一環として実施されました。
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