日誌

記事(ユネスコスクール2)

日本地理学会会長賞を受賞しました!

日本地理学会会長賞を受賞しました!

10月1日に東北大学で行われた日本地理学会高校生ポスターセッションにて、本校自然科学部の「福島県二本松・杉田地域の阿武隈川流域における浸水想定区域図の検証」が最高賞に相当する会長賞を受賞しました。
全国から集まった高校のうち上位2校に選ばれるという快挙です!よく頑張りました。
なお、このニュースは11月2日(水)の福島民報紙面にて紹介されました
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教員が韓国Haja Centerの青少年創意サミットに参加しました

韓国Haja Center(ハジャ作業学校)※で10月14日−10月16日の間に行われた青少年創意サミットに参加し、安達高校の放射線を学んでいる1年生4名が作成した復興動画を参加者を見ていただきました。
動画を見た人から「5年前、ちょうど半年間学校を休校にして、Haja Centerのこれからの在り方を再構築しているところに原発事故があった。そこで私たちはこれからのエネルギーの在り方についてもう一度考え、教育に生かすために休校期間を延長したんだ。だから原発事故は私たちには決して無関係ではない。むしろ大きな影響を与えたんだ。この動画は素晴らしい。是非来年は安達高校の生徒に参加していただいて交流したい。」という言葉を頂きました。
こういった活動を通して、国内だけではなく世界とも繋がっていければと思います。
  
※ Haja Center:やりたいこと(クリエイターや技術員)があり、普通教育ではなく、専門的な教育を受けたい子どもが通う学校です。そこでは「持続可能な開発のために行動する」をモットーに自分たちでログハウスを建てたり、ソウルの空き地に集合的なアトリエやセレクトショップを作ったり、都会の屋上に畑を作ったり、卒業生が学食を立ち上げて企業化したりと本当に生活に直結した学びをしています。


びっくり韓国
① コンビニで売っているカップラーメンが全部辛い
② お金をいれてもいないのに自動販売機からいきなり水が出てきた。しかも賞味期限が3ヶ月前に切れていた。おいしかった。
③ よくわからないオブジェクト。(右写真)
④ シンチャンチョコビ。かっぱえびせん?が売っていた。
⑤ 右折(斜線が日本と逆なので日本で言う左折)は信号赤でもOK
やっぱり海外はおもしろいですね。



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1学年全体で持続可能な社会について考える授業を実施しました。

  私たちの身近なところには社会を持続不可能にする課題がたくさんあります。環境問題、風評被害、エネルギー問題、食の安全...
 
  安達高校はユネスコスクールとして、これらの課題を考え、そして自分たちなりの最適解を導き出す取り組みを2学年で行っています。2学年で実施する公開ESD校内発表会へ向けて、10月5日(水)に総合的な学習の時間として、1学年全員を対象に、「復興」、「国際理解」、「食」の3つから興味のあるテーマを選び、そのテーマに関してマインドマップ(連想ゲームのようなもの)を作成しました。
 
  グループはクラスの壁を取り払い、テーマごとに集めたので、初めて話す人も多かったと思います。ですが、感想では「初めて話す人も多かったけど思ったよりみんな意見を出していて楽しかった」という生徒もいて、充実していたようでした。
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除染情報プラザにて研修を行ってきました。

  10月2日(日)に福島県の復興に想いのある有志生徒4名が、福島市にある除染情報プラザにて放射線に関する研修を行ってきました。高校生には難しい内容も含まれていましたが、生徒達は最後まで集中して受講していました。
  除染情報プラザはセミナーだけでなく、放射線や除染に関する展示も行っていました。そちらも非常にわかりやすく、これからの活動の一助となりました。
  この活動を通して原発事故から5年たった今。生徒達には改めて事故のこと、放射線のことを知り、福島県民として復興や原発に対して自分なりの「考え」を固めていってほしいと思います。

  
  
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日本地理学会秋季大会で研究結果を発表してきました。

  学会というのはプロの研究者が自身の研究について発表し、その内容について立場や年齢を超え、対等な立場で議論する場です。9月30日(金)-10月1日(土)に東北大学で行われた日本地理学会も由緒ある学会の一つです。気持ちの良い秋空の下、本校自然科学部の2名が1日(土)に日本地理学会に参加し、そして発表してきました。
  
  私たちが参加したのは高校生ポスターセッションです。西は愛媛から北は宮城と、全国から集まった20件の高校生作ポスターが掲示されていました。高校生ポスターセッションですが、見に来てくれる人は高校生だけでなくプロの研究者も多数
。鋭い質問や指摘も受けましたが、生徒達は練習の成果を発揮し、しっかりと対応することができました。

  今回発表した2人からは
  「準備がとても大変だったけど、本番はあっという間でとても充実していた」
  「説明していくうちにだんだん自分の説明のしかたがうまくなっていくのを感じた」
  「色々な意見を聞けたのがうれしい」
  「また参加したい」
  等のとてもポジティブな感想を聞くことができました。
  ここまで来るのには相当な苦労があったかと思いますが、諦めずに頑張ってくれました。
  一日で大きく成長したと思います。お疲れ様でした。

   
 
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福島第一原子力発電所の視察に行ってきました。

  9月27日(火)に本校教員1名がふくしまサイエンスぷらっとフォーム主催の福島第一原子力発電所の視察に参加してきました。
  報道される機会が日に日に減ってきていますが、普段自分たちが意識していないだけで、まだ核燃料が取り残されている原子炉建屋は間違いなく福島に存在し、途方もない時間をかけて廃炉へ向かう、という現実を改めて確認することとなりました。
  実際に生徒達を原子力発電所に連れて行くことはできませんので、私が直接見たときに感じた衝撃や現状などを精一杯生徒達に伝えたいと思います。
  
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日本地理学会高校生ポスターセッションで発表します!

  「ハザードマップを自分たちで作ってみたい」

   自然科学部が行っている、様々の地図を用いた持続可能都市の探求。これまでの研究結果をまとめ、2016年9月30日(金)、10月1日(土)に東北大学で行われる日本地理学会2016年秋季学術大会 高校生ポスターセッションに採択・発表することが決定しました。
  公式な場での研究者に対する発表です。とても緊張するかと思いますが、しっかり準備して堂々と発表してきます!
   
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京都大学・滋賀大学の講師陣による文理融合型講義を実施しました。

  京都大学、滋賀大学の先生方により行われた昨年度の出前講義。その今年度版を2016年8月31日(水)、今回は2学年197名を対象に福島県男女共生センターにて実施しました。
  今回の題目は「テーマを持って京都を探索しよう!」です。
  今年の2年生の修学旅行は関西方面で、3日目に京都班別自由行動日を設けています。そのルート決めをする際にただ有名どころを巡るのではなく、自分なりのテーマを持って巡ってほしい。このような思いから今回の講義が開かれました。

  そうはいっても、生徒達は(もちろん私たちも)京都に関する知識を持ち合わせてはいません。よって今回は、先生方自作の(!)京都カードゲームを通して、京都にある建物やスポットを知ることに焦点を当てて講義を行っていただきました。
  カードゲームはすごろくをベースとしていますが、途中バトルであったり、カードの奪い合いがあったりと、とても工夫されていました。
 
   

  生徒達からは「修学旅行が楽しみになった。」、「ルールが難しかったけど、ゴールできたことがうれしかった。」(ルール上、手持ちにある5枚の京都カードで意味のあるユニットを組まない(共通のテーマを決めない)とゴールすることができませんでした。)、「京都にこんなに見どころがあって驚いた。」等の声を聞くことができました。
  是非今回の講義を活かして、記憶に残る探索ルートを作ってほしいと思います。

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自然科学部3名がいわき地球市民フェスティバルに参加しました。

  本校自然科学部で太陽光発電について研究している3名が、8月21日(日)に、いわき市平中央公園で行われた公益財団法人いわき市国際交流協会主催による「第15回いわき地球市民フェスティバル」に参加しました。会場では自分たちが研究している内容をまとめたポスターの説明や、自作のソーラークッカー(太陽光を集めた熱で物を燃やすことのできる装置)の展示、そしていわきおてんとSUN企業組合が出展している太陽光パネル製作法の説明を行いました。
  途中ネパールからの留学生に説明する機会もあり、国際交流も兼ねることができました。
  途上国を含め、今世界では環境に負荷をかけないエネルギーが注目されています。生徒達今日のイベントに参加したこととで、その重要性を感じ取っていたようでした。

     
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20名の生徒がオーストラリア海外研修を修了しました。

  7月28日から8月8日まで、今年で2回目となる安達高校オーストラリア海外研修を実施し、20名の生徒が参加しました。昨年はブリスベンでしたが、今年はシドニーで、現地の私立学校に通い、ホームステイを行いました。
  異国の食文化や宗教、街並みを直に見た生徒からは、「楽しかった」、「また海外に行きたい」、「次は途上国に行きたい」などの感想が聞かれました。
  毎日が新しい発見や驚きに富むという経験はなかなかできません。そのような経験ができるからこそ、海外に行った生徒達は一回り成長して戻ってくるのかな、と感じます。
  なお、本研修は福島県が実施している「ふくしまの未来を担う高校生海外研修支援事業」の助成を受けながら実施しました。

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