日誌

記事(ユネスコスクール2)

ユネスコスクール東北大会にて生徒が発表を行いました

 10月30日(金)に宮城教育大学で行われたユネスコスクール実践大賞の授賞式の後は、ユネスコスクール東北大会が開催され、東北地区の学校による持続可能な開発のための教育(ESD)実践発表が行われました。各校の教員が学校の取組を発表する中で、本校の3年生3名がこれまでの学習内容を発表してきました。

         

 とても堂々とした発表をし、韓国の先生に「Wonderful presentation!(素晴らしい発表だった)」と称賛を受けるなど会場を盛り上げました。改めて、生徒の情報発信は社会を動かす力を秘めていること、そして生徒自身の成長に大きくつながることを実感しました。

 東北大会終了後は、宮城教育大学の斎藤千映美 教授や斎藤先生が顧問を務めるESDサークル「自然フィールドワーク研究会YAMOI」の学生さんと共に学内を案内していただきました。
 
         
    齋藤先生。(私以外には)気さくな先生です  最強のESD生物教材(斎藤先生談)とのふれあ
                                                                                    い

 この交流によって進路を改めて考えた生徒もいたようでした。新しい世界に触れることで自身の可能性は広がっていくのだと思います。本校のESDはこれからも、生徒が様々な人とつながる機会を提供し、生徒の可能性を広げていきたいと考えています。 
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ユネスコスクール実践大賞授賞式に参加しました!

 本校は宮城教育大学・東北地区ユネスコスクール実践大賞を受賞いたしました。この賞はユネスコスクールとしてユネスコの理想を実現する優れた取り組みを創出し、東北地区のユネスコスクール加盟校の模範となる学校に贈られるものです。10月30日(金)、宮城教育大学で授賞式が行われ、本校教諭と生徒10名が参加して参りました。

   

 授賞式の後、本校の取り組みを発表しました。本校の取り組みを広く知ってもらい、学校間のネットワークを広げることは本校のESD活動を持続可能にするために有意であると考えております。今後も生徒のみならず、教員による情報発信を積極的に行っていきたいと思います。
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再生可能エネルギー施設の見学会を実施しました(前編)

 福島県は2040年までに再生可能エネルギーによる県内エネルギー需要100%を目指しており、再生可能エネルギー施設が県内に続々と生まれています。
 一方で、本校自然科学部はかねてより温度差のみで電気を起こす「温度差発電」という再生可能エネルギー発電の研究を行ってきました。そこで今回は再生可能エネルギー発電の現状と課題を探るべく、10月24日(土)に本校自然科学部12名で福島空港メガソーラー発電所と土湯温泉バイナリー発電所の施設見学会を行いました。

 福島空港メガソーラー発電所は北発電所では500kW、南発電所では500kW、その他で約200kW発電しており、計1200kW(1.2MW)、330世帯分の電気を作っています。
 当施設は様々な種類・メーカーによる太陽光パネルをそろえており、発電効率や耐久性を調べる巨大な実験場の役割も果たしているそうです。

       
     パネル点検の様子       福島県のエネルギー政策についての説明        集合写真 

 当日は一般社団法人「福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会」の企画担当のお二人に加え、安積高校の生徒さん一人にお手伝いいただきながら、実際に太陽光パネルの点検作業を体験させていただきました。
 点検作業終了後はソーラー・アグリのお二人に福島空港メガソーラー事業、福島県庁エネルギー課の方に福島県のエネルギー政策についてお話を頂きました。

 
 
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再生可能エネルギー施設の見学会を実施しました(後編)

 10月24日(土)に行った再生可能エネルギー施設見学会。福島空港メガソーラーを見学したのちに土湯温泉バイナリー発電所を見学させていただきました。
 
 バイナリ―発電は
地熱発電の一種ですが、従来の地熱発電に比べて低温の熱源でも発電でき、温泉資源を無駄なく活用することができます。バイナリ―発電は全国では土湯温泉の他には九州の一部でしか行われていない、現在最も注目されている発電方法の一つです(当日も午前中に長崎大学の先生が視察に来られていたそうです)。
 
 

 当日は「(株)元気アップつちゆ」の事務局の方にご説明いただきました。「元気アップつちゆ」はバイナリ―発電所の他にも小水力発電所も行っており、今後は好適環境水を用いた養殖で土湯名物を作り、町の活性化につなげたいとのことでした。

 一日を通して再生可能エネルギー先進県としての取り組みに触れ、話を聞くことで生徒の興味がさらに高まったようでした。
 安達高校は復興教育の一環として再生エネルギー教育をこれからも推進すると共に、今回お世話になった福島復興ソーラー・アグリパーク様や(株)元気アップつちゆ様のような福島の復興のために尽力してくださっている地域事業者様とのつながりを大事にした活動を行っていきたいと考えております。
 今回は誠にありがとうございました。
 
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いわき明星大学東之弘教授による講演会を開催しました。

 10月14日(水)に、いわき明星大学科学技術学部 東之弘 教授をお招きして、ユネスコスクールESD講演会「ふくしまの未来とエネルギー」を1学年を対象に本校体育館にて開催いたしました。

 

 日本のエネルギー自給率が6%にすぎない事や、日本は世界の中でもエネルギー消費量が多いこと、持続可能な社会のためにも再生可能エネルギーなどの新しいエネルギーの開発が必要であることを説明していただきました。

 「日本のエネルギー自給率の低さに驚いた。」、「これまでエネルギーに興味はなかったけど、これからは考えてみようと思った。」、「来年のESD発表会につながると思う。」という前向きな感想が数多く見られました。

 安達高校はこれからも大学や地域事業者と連携し、持続可能な社会を考える契機となるような教育活動を展開していきます。

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宮城教育大学・東北地区ユネスコスクール実践大賞を受賞しました!

   ユネスコスクールとして復興教育・国際理解教育を中心に据えた安達高等学校のESD活動が評価され、東北地方のユネスコスクールで顕著な実績をあげた学校に贈られる「宮城教育大学・東北地区ユネスコスクール実践大賞」に選ばれました。

  これもひとえに本校と連携して教育活動を行っていただいた大学、地域事業者の方々、そして
本校の取り組みに理解を示し支援していただいている保護者の皆様のおかげと、感謝申し上げます。

   なお、10月30日(金)に宮城教育大学にて開催される第4回ユネスコスクール大会東北大会にて授賞式および本校の実践発表、そして生徒による学習発表プレゼンテーションを行って参ります。
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インドとの国際協働プロジェクト"ESD Food Project"がスタートしました。

 持続可能な開発のための教育(ESD)は、国際的な視点を含む多様な価値観から意思決定ができる生徒を育てることを目標としています。そのためにも、身近な地域にみられる課題を発見し、その課題が海外とはどのような共通点があるのか、課題克服には何が必要かを国境を越えて共に考える国際協働学習の必要性がこれまでも強調されてきました。

 今回、安達高校はアジア・ユネスコ文化センター(ACCU)が主催するインドとの国際協働学習プロジェクト”ESD Food Project”の日本代表校として採択され、9月12日、13日に本校から2名の教員がスタートアップワークショッププログラムに参加してまいりました。

   

 このプロジェクトは「食」をテーマとし、日本の学校が提示する食に関する課題と、インドが提示する食に関する課題のうち、双方に共通する課題を協働で解決していこう、というプロジェクトです。本校では地域の課題に取り組むことで、地域の方々との連携を深め、さらには世界的な視点を持つ生徒を育てたいと考えています。

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清心女子高等学校とのプロジェクト"Photo Session"の経過報告会を行いました

 平成27年7月23日にスタートした岡山県清心女子高等学校との共同プロジェクト”Photo Session"。9月17日(木)にインターネット電話サービス「Skype」を用いて経過報告会を行いました。

 清心女子高等学校は3年生のクラス全員でプロジェクトに取組みました。そして彼女たちが撮った写真に加え、安達高校美術部が撮影した写真も合わせて清心女子高文化祭で発表してくれました。
また、本
校美術部も9月29日に行われた小文化祭で取り組みを発表しました。
 
  
「自分でもこれまで気づかなかった地元の姿を再確認できてよかった。」という感想がお互いからでてきた一方で「希望の写真が撮れなかったから悔しい。」という意見もでました。
1回目の交流では緊張のせいもあってか、自分の意見をあまり言えずにあっという間に終わってしまいましたが、今回は自分たちの意見もしっかり言えるようになり、議論を通して考えの幅を広げることができ、
本校生徒達の成長した姿を見ることができました。
 

 
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