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カテゴリ:ユネスコスクール

愛知県立愛知商業高校との交流会が行われました。

 本校では、ユネスコスクールとして持続可能な開発のための教育(ESD)を実践しています。生徒たちはこれまで、持続可能な社会のためには何が必要なのか、自分たちにできることは何なのかを考え、そして福島の今を伝えるべく、生徒自身の意見を発信し続けてきました。

 7月22日(水)、本校同様ユネスコスクールに承認されている愛知県立愛知商業高校のユネスコクラブに所属する9名の生徒が来校し、本校の生徒と交流し、お互いの活動内容の報告を行いました。
  
 日  時 : 平成27年7月22日(水) 14:00~17:30
 会  場 : 本校視聴覚室 
 内  容 : 安達高自然科学部活動報告
        安達高家庭クラブ活動報告
        安達高ESD岡山世界大会班
        愛知商業高活動報告
        幸福のはちみつブルーベリーアイス試食・意見交換会
        校地内放射線測定体験

  愛知商業高ユネスコクラブは学校の屋上でミツバチを飼育しており、そこで採れたハチミツ「徳川はちみつ」を使ったアイスクリームを開発しました。そして、そのアイスクリームを用いてこれまで様々な活動を行ってきました。今年度は福島産のブルーベリーを用いた新たな復興支援商品「幸福のはちみつブルーベリー」の開発を手掛けており、本交流会でその試食が行われ、活発な意見交換を行いました。 
   
自然科学部による温度差発電のデモ実験  愛知商業高の発表 素晴らしい発表でした   
「幸福のはちみつブルーベリー」試食
   
  アイスに対する意見を書いています     一緒に校地の放射線量を測定しました   愛知商業高紹介の地元新聞 仲良し!

  「
Think Globally, Act Locally」(国際的な規模の問題を考え、足元で行動せよ)を掲げ、地元から始めた活動が日本全国、そして世界に広がろうとしている愛知商業高の活動に、本校の生徒たちはとても刺激を受けた様子でした。一方で、私たちも福島の現状や、福島の高校生の取り組みを発信し、福島の「今」を愛知商業高に伝えることができたのではないかと思います。

 
以下は本校生徒の感想です(抜粋)
 ・愛知県で福島のことを考えてアイスを作ってくれたのがうれしかったです。材料から名前まで考えて作っていて、思いが伝わってきました。とてもおいしかったです。
 ・福島を知ってもらう、魅力を伝える、考えてもらうために同じ高校生が企画から販売まですべて全力でやっていることに感動しました。そんな素晴らしい活動に少しでも協力することができてとてもうれしいです。

以下は愛知商業高校生徒の感想です(抜粋)
・今回訪問させていただいた仮設住宅、安西果樹園様、安達高校の方たちがそろっておっしゃっていたのは「風評被害」という言葉でした。今、私たちが名古屋へ帰ってこの厚い壁である風評被害を減らし、伝えることができるかが今後の私たちの課題でもあります。
・自然科学部jさんは再生可能エネルギーとして、温度差発電を行ったり、放射線量測定をしたりと、身近でできそうなものを紹介していただき、同じ高校生が放射線と向き合い、立ち向かっている姿に頼もしいと感じました。なぜこの場所では高く、この場所では低いのかということが判明すれば将来の日本に必ず役立つと思うので、本当に続けてほしい活動だと思いました。
・名古屋と福島ですぐにお互いのところへ行くことはできませんが、何かの形で交流を続けていきたいです。


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