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2015年5月の記事一覧

福島×岡山復興学生サミットに本校生6名が参加しました

 3月28日(土)、29日(日)の両日、福島×岡山復興学生サミットに、福島県内の高校生・大学生と共に安達高校生2年生(現3年生)6人が参加しました。28日は岡山市近辺の散策と歓迎交流会。29日は午前中が参加学生のプレゼンテーション。安達高校は最初の発表で、福島の原発事故以降の現状と安達高校ESDの取り組みを発表。福島明成高校、平商業高校や個人・大学生の団体なども活動について発表しました。岡山の学生らは、福島の特産物などを調べて「ゆるキャラ」を作るとか、福島県内の被災地見学に行くなど、福島を知り復興に積極的に関わろうとする取り組みを発表しました。午後は岡山と福島で復興のために何ができるかの討論と交流を行い、まとめに参加者全員でそれぞれ50㌢四方の布に復興に向けた思いを書き込みました。後で市内に掲示するとのこと。岡山の参加者は高校生を中心に中学生や大学生も含め約300名、福島のことを真剣に考えたいという意欲が質問や意見に多く表れ、勇気づけられる交流となりました。

【参加生徒の感想】
○ 他県にも、こんなに福島県のことを心配して考えてくれている人がいることに驚いたと同時にすごく嬉しかったです。
○ 岡山の高校生が、修学旅行で福島を訪れたと聞いた時はびっくりしました。岡山の学生が福島に来るわけないと思っていたからです。また(略)福島から遠く離れた岡山で福島を知り、支えようとしていることをはじめて知りました。もしかしたら全国にもそういう人がいるのかもしれないと考えるようになりました。その人たちのために、私達は福島のことを全国に発信し続けなくてはならないと強く感じました。
○ 岡山に行く前に映画を見て、原発が存在する理由や原発の危険性を勉強したり、実際に被災地に行って福島の現状を自分で見たり聞いたりして、今までよりは原発や東日本大震災について理解を深めることができ、新しい知識を得ることができた。
○ 高校生にはできることがないと自分で決めつけていた。でも(略)岡山や福島の学生が発表したプレゼンを見て「私達は微力だけれども無力ではない」ことを改めて教えられた。
○ 自分の成長につながるいい経験ができたこと、たくさんの人と交流できたこと、岡山で福島の復興を応援し修学旅行など様々な活動を行っていること、本当にたくさんのことを勉強させてもらった。
○ 自分の意見をしっかり持つ、それから一人ひとりの出会いを大切にするということを学ぶことができました。

  

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