ユネスコスクール
11月25日(金)に宮城教育大学で行われたユネスコスクール東北大会に今年も参加し、グローバルセッションにて放射線について活動している自然科学部4名がプレゼンテーションを行ってきました。

サイエンスアゴラで発表した動画も織り交ぜた発表後、本当にたくさんの方から励ましと応援の言葉を頂き、さらには新たな発表の依頼も受けました。生徒達はこの活動の意義を実感してたようでした。
この日は、4限目まで授業を受けた後に仙台に向かい、発表してとんぼ返り!移動時間3時間、滞在時間3時間という過密スケジュールでした。顧問としてもうちょっと余裕のあるスケジュールで生徒達を動かしてあげたいなぁと思った一日でした。ただ、昨年同様私は恩師に会え、その恩師や知り合いの学生を通じて生徒達に大学に触れさせることができ、とても満足です。
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サイエンスアゴラ2016に参加してきます!
放射線について学び、復興について考える活動をしている1年生4名が、11月5日にお台場で行われるサイエンスアゴラ2016に参加し、復興動画の紹介およびブース展示をします。
これまで頑張ってきた成果を発揮してきます!
なお、このニュースは11月2日(水)の福島民報紙面にて紹介されました。
日本地理学会会長賞を受賞しました!
10月1日に東北大学で行われた日本地理学会高校生ポスターセッションにて、本校自然科学部の「福島県二本松・杉田地域の阿武隈川流域における浸水想定区域図の検証」が最高賞に相当する会長賞を受賞しました。
全国から集まった高校のうち上位2校に選ばれるという快挙です!よく頑張りました。
なお、このニュースは11月2日(水)の福島民報紙面にて紹介されました
韓国Haja Center(ハジャ作業学校)※で10月14日−10月16日の間に行われた青少年創意サミットに参加し、安達高校の放射線を学んでいる1年生4名が作成した復興動画を参加者を見ていただきました。
動画を見た人から「5年前、ちょうど半年間学校を休校にして、Haja Centerのこれからの在り方を再構築しているところに原発事故があった。そこで私たちはこれからのエネルギーの在り方についてもう一度考え、教育に生かすために休校期間を延長したんだ。だから原発事故は私たちには決して無関係ではない。むしろ大きな影響を与えたんだ。この動画は素晴らしい。是非来年は安達高校の生徒に参加していただいて交流したい。」という言葉を頂きました。
こういった活動を通して、国内だけではなく世界とも繋がっていければと思います。

※ Haja Center:やりたいこと(クリエイターや技術員)があり、普通教育ではなく、専門的な教育を受けたい子どもが通う学校です。そこでは「持続可能な開発のために行動する」をモットーに自分たちでログハウスを建てたり、ソウルの空き地に集合的なアトリエやセレクトショップを作ったり、都会の屋上に畑を作ったり、卒業生が学食を立ち上げて企業化したりと本当に生活に直結した学びをしています。
びっくり韓国
① コンビニで売っているカップラーメンが全部辛い
② お金をいれてもいないのに自動販売機からいきなり水が出てきた。しかも賞味期限が3ヶ月前に切れていた。おいしかった。
③ よくわからないオブジェクト。(右写真)
④ シンチャンチョコビ。かっぱえびせん?が売っていた。
⑤ 右折(斜線が日本と逆なので日本で言う左折)は信号赤でもOK
やっぱり海外はおもしろいですね。
ユネスコスクール
私たちの身近なところには社会を持続不可能にする課題がたくさんあります。環境問題、風評被害、エネルギー問題、食の安全...
安達高校はユネスコスクールとして、これらの課題を考え、そして自分たちなりの最適解を導き出す取り組みを2学年で行っています。2学年で実施する公開ESD校内発表会へ向けて、10月5日(水)に総合的な学習の時間として、1学年全員を対象に、「復興」、「国際理解」、「食」の3つから興味のあるテーマを選び、そのテーマに関してマインドマップ(連想ゲームのようなもの)を作成しました。
グループはクラスの壁を取り払い、テーマごとに集めたので、初めて話す人も多かったと思います。ですが、感想では「初めて話す人も多かったけど思ったよりみんな意見を出していて楽しかった」という生徒もいて、充実していたようでした。
10月2日(日)に福島県の復興に想いのある有志生徒4名が、福島市にある除染情報プラザにて放射線に関する研修を行ってきました。高校生には難しい内容も含まれていましたが、生徒達は最後まで集中して受講していました。
除染情報プラザはセミナーだけでなく、放射線や除染に関する展示も行っていました。そちらも非常にわかりやすく、これからの活動の一助となりました。
この活動を通して原発事故から5年たった今。生徒達には改めて事故のこと、放射線のことを知り、福島県民として復興や原発に対して自分なりの「考え」を固めていってほしいと思います。

ユネスコスクール
学会というのはプロの研究者が自身の研究について発表し、その内容について立場や年齢を超え、対等な立場で議論する場です。9月30日(金)-10月1日(土)に東北大学で行われた日本地理学会も由緒ある学会の一つです。気持ちの良い秋空の下、本校自然科学部の2名が1日(土)に日本地理学会に参加し、そして発表してきました。
私たちが参加したのは高校生ポスターセッションです。西は愛媛から北は宮城と、全国から集まった20件の高校生作ポスターが掲示されていました。高校生ポスターセッションですが、見に来てくれる人は高校生だけでなくプロの研究者も多数。鋭い質問や指摘も受けましたが、生徒達は練習の成果を発揮し、しっかりと対応することができました。
今回発表した2人からは
「準備がとても大変だったけど、本番はあっという間でとても充実していた」
「説明していくうちにだんだん自分の説明のしかたがうまくなっていくのを感じた」
「色々な意見を聞けたのがうれしい」
「また参加したい」
等のとてもポジティブな感想を聞くことができました。
ここまで来るのには相当な苦労があったかと思いますが、諦めずに頑張ってくれました。
一日で大きく成長したと思います。お疲れ様でした。