福 島 県 立 安 達 高 等 学 校
英語副教材 『WHAT'S UP ?』 に本校の活動が紹介されました
桐原書店発行の英語副教材『WHAT'S UP ?』(どうしたの?変わったことないかい?の意)に本校の活動が紹介されていました。この本は、今、世界で起こっている出来事を英語で読んで考えるためのもので、高校生が興味を持つと思われるトピックを写真やイラストを多く用いて編集されています。該当ページを紹介します。
Action for the Future
2014年11月にユネスコスクールの世界大会高校生フォーラムが岡山市で開かれました。
その前年に全国約650のユネスコスクールの中からESD(持続可能な開発のための教育)
大賞を受けた福島の安達高校の代表も参加して、英語で発表やディスカッションを行いました。
It has been seventy years since the end of World War Ⅱ. How has the world changed? There are still wars and difficult problems in the world. It sometimes seems hopeless. However, there are also new movements. Young people of the world get together and try to make a brighter future.
For example, in 2014 a big meeting was held in Okayama. Young people from 34 countries get together and discussed important issues. They made presentations and held discussions about ESD.
Four students from Adachi High School in Fukushima were able to join it. They were studying about nuclear effects and future energy. As is well known, the area has been suffering from the effects of 3-11. Students there want to do something to help their city and prefecture. They gave a presentation in English and discussed important issues with the students from other prefectures and countries. The high school students exchanged opinions and shared ideas.
They feel : My world extends from the classroom to the schoolyard, from the schoolyard to the community, from the community to my country, from my country to your country, and then further to the world and to the Planet. For sure, these kinds of movements are spreading around the world and they will change our future.
( 『WHAT'S UP ?Elementary 2015-2016 』p16~17 桐原書店 )
[日本語訳]
未来に向かっての行動
第2次世界大戦終結後70年が過ぎました。世界はどのように変わったでしょうか。世界にはまだ戦争や困難な問題があります。時には希望がないように見えます。けれども、新しい動きもあります。世界の若者が集まって明るい未来をつくろうとしています。
例えば、2014年に岡山で大会が開かれました。34か国の若者が集まって重要な問題について話し合いました。プレゼンテーションをしたり、ESD(持続可能な開発のための教育)についてディスカッションを行いました。
福島県の安達高校の4人の生徒がそれに参加することができました。放射能の影響や未来のエネルギーに関して研究していました。よく知ってのとおり、その地域は3.11の影響に苦しんでいます。そこの生徒は自分たちの町や県を助けるために何かしたいと思っています。彼らは英語でプレゼンテーションを行い、大切な問題について他の県や国からの生徒たちと話し合いました。高校生たちが意見を交わし、アイディアを分かち合ったのです。
彼らはこのように感じました。「教室から学校へ、学校から地域へ、地域から私の国へ、私の国からあなたの国へ、そしてさらに遠く世界へ、地球へ、私の世界は広がっていく」と。確実に、このような動きは世界中で広がってきていて、私たちの未来を変えることになるでしょう。
(付録の全文訳による)
安達高校のスクール・ミッションに加えて、スクール・ポリシーが決定しました。
学校紹介動画。下記URLよりご覧ください。
https://youtu.be/rM1rh1vncjk(令和4年度)
https://youtu.be/W9X-Ks72n8E(令和3年度)