2016年5月7日(土)に自然科学部3名が、これまでもパネル制作会やLEDソーラーライトの設置と本校の取り組みに厚くご協力を頂いている「いわきおてんとSUN企業組合」を訪問し、太陽光パネルを制作してきました。
今回は研究・実験用に0.5Vのソーラーパネルを4枚接続したパネルを制作しました。1年生も参加しており、2年生が仕組みや作り方を教える一幕も見ることが出来ました。自分たちで制作した太陽光パネルを用いてさらに研究を進めていくことと思います。
5月10日には大地震の復興支援でネパールへ発たれるという大変お忙しい中ご指導いただいた「いわきおてんとSUN企業組合」の皆様、ありがとうございました!
なお、今年発足したユネスコスクール活動クラブ「ユネスコサポーターズクラブ」のメンバーがネパールへの応援メッセージアルバムを作成し、いわきおてんとSUN企業組合の方にお渡ししました。その制作様子を近日アップしたいと思います。
ユネスコスクール
土木工学の視点から持続可能な社会へアプローチする。日本大学 工学部 中野 和典 教授は「人工湿地」をキーワードに取り組んでいます。
4月2日(土)本校自然科学部員3名が中野研究室を見学し、研究のお話を伺いました。微生物が水中の有機物(ゴミ)を分解して水を浄化する際に発生する電気を取り出す「微生物燃料電池」や、5段に積まれた花壇を利用して、学食の排水を浄化する「ロハスの花壇」の話を聞き、本校で水素燃料電池を研究し、中庭の池の水質悪化に胸を痛める本校生徒はとても興味を抱いたようでした。
「私にできることがあればなんだって協力するし、またいつでも遊びに来て下さい」という温かいことばを頂きました。甘えん坊の私たちなので、近日中に訪問させていただきたいと考えています。
今回の見学会は京都大学の後藤先生からのご紹介により実現しました。人のつながりが持つパワーをわたしは勿論、生徒も実感していることと思います。高校生のうちからたくさんの研究者の話を聞ける生徒達が本気でうらやましいなぁと感じる雨の朝でした。ちなみに、当日の昼食を学食食べようとした際に123円しぽっきりしかなく、危うく生徒にごちそうされるという寸前までいきました。近くにコンビニがあり、私の尊厳が守られたことにほっとしています。
2/24(水)~26(金)、本校生徒10名がJICA二本松で行われた『JICAグローバルキャンプ』に、ふたば未来学園の生徒60名と共に参加しました。
3日間の研修内容は、以下にあるように多岐にわたっており、非常に充実した内容でした。
1.多種多様な講座(アジアプレス・インターナショナル代表:野中章弘氏、元JICAウガンダ専門家・ミスターネリカ:坪井達史氏、JICA職員による青年海外協力隊シュミレーション等)
2.ふたば未来学園の生徒達との交流
3.桑山紀彦氏による地球のステージ鑑賞
4.グループ発表、20秒スピーチ
今回参加したメンバーはアクティブラーニングを通して、多様な視点の重要性、メディアリテラシー、世界各地の諸問題等を学びました。これからの持続可能な社会を目指し、解のない問いへ向けて、ESDの観点から実践的に学ぶことができたと思います。
JICA二本松の皆様、ふたば未来学園の皆様に感謝いたします。
生徒の感想より
「たくさんの言葉を聞いて、たくさん考えさせられた。世界の諸問題や外国での経験や人との出会いを聞いて、自分も人の役に立つことをやってみたい、いろんな人と出会ってみたいと思った。」
「自分が疑問に思っていたことに対して、多くのヒントを頂くことができた。」
「何よりふたば未来学園の生徒さんやJICAに関わる全ての方に強い刺激を受けました。」
「何に対しても一人では何も出来ないと感じました。」
JICA二本松HPにも活動が紹介されています。ぜひご覧下さい。
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電気新聞(一般社団法人 日本電気協会新聞部)では、エネルギー教育の実践に取り組む学校現場を応援する顕彰制度として、2006(平成18)年度より「エネルギー教育賞」を実施しています。「エネルギー教育賞」 は、エネルギー教育の実践活動に取り組んでいる小学校、中学校、高等学校および高等専門学校(高専)等を広く募集し、優れた事例を顕彰しています。
第10回目となる今回、安達高校のESD活動の一環として行っている再生可能エネルギーに関する取り組みが評価され、全国2位に相当する「優秀賞」を受賞しました。
本校は様々な大学や地域事業者の方々と連携して活動に取り組んでいます。この場をお借りして、本校の教育活動に携わっていただいた関係者の方々、そして本校の取り組みに理解を示し支援していただいている保護者の皆様に、感謝申し上げます。
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