日誌

令和元年度 ダートマス大学との交流会が行われました

2019年10月8日 14時30分

7月5日(金)にダートマス大学(アメリカ合衆国ニューハンプシャー州)との交流会が行われました。ダートマス大学からは9名と2名の引率教員が来校し、安達高校からは有志で募った1年生から3年生の生徒がWelcome Supporter として交流会に参加しました。

 Welcome Supporterは、視聴覚室の飾りつけの後、玄関で出迎えて昼食会場の視聴覚室へ案内しました。昼食を一緒食べた後、書道と剣道の日本文化を体験していただきました。                                                                                             

 Welcome Supporterは、それぞれそれぞれ事前に考えてきた質問をしたり、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢が見られました。

 

  お互いに貴重な経験になりました。今後も国際交流を積極的に行い、生徒が世界とつながる機会を提供していきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

令和元年度 ESD海外語学研修を実施しました

2019年10月1日 09時15分

 令和になり初めてのESD語学研修へ行ってきました。ESD語学研修は、外国でのホームステー体験ではなく、福島県の現状プレゼン、日本文化紹介、現地生徒と一緒の授業など英語での体験学習です。今年は、シドニーから350キロも離れた小さな海べの町にあるナルーマにホームステーによる滞在となりました。生徒は今までの学習の成果を精一杯発揮していました。生徒達にとっては実り多い海外研修になったと思います。

 

R1_ESD海外研修報告書.pdf

永遠瑠・マリールイズさん講演会

2019年3月18日 15時17分

2月20日(水)に、二本松市にある男女共生センターを会場とし、1学年の生徒を対象とした「ユネスコスクール国際理解講座」の一環で、永遠瑠・マリールイズさんのお話を伺いました。ルワンダに関する事前学習の後、ルワンダの悲劇を扱った映画「ルワンダの涙」を鑑賞し、その後、講演会に臨みました。講演は、「教育を受けることの大切さ」「夢を持つこと」「出会い」などの当たり前とも思える言葉の後ろにある深い、示唆に富むお話をお聞きすることができました。質疑応答の中で、同じ家族がツチ族とフツ族に分かれた基準を教えていただいた時は、あまりの理不尽さに皆で愕然としました。質疑応答は、講演会終了後もマリールイズさんの控室に場所を移して続けられ、生徒達は自分の置かれている現状がどれほど恵まれていたのか、再確認しているようでした。

平成30年度公開ESD発表会の開催について

2018年7月24日 07時25分
ユネスコスクール

本校ESD(持続可能な開発のための教育)活動の生徒による発表会を下記の通り開催いたします。

日 時:平成30年9月6日(木)8:00~17:00

場 所:二本松市民会館(福島県二本松市榎戸1丁目92番地)

 

詳細につきましては、下のファイルをダウンロードしていただき、ご確認ください。

なお、保護者の皆様には、2学期はじめにクラス担任から改めてご案内差し上げますので、参加を希望される際にはそちらの参加希望書をご提出ください。

公開ESD発表会_実施要項・参加案内.pdf

公開発表会_参加申込書.docx

ESDポスターセッションを行いました。

2018年2月28日 13時44分
ユネスコスクール

2月14日(水)ユネスコスクールESD(持続可能な開発のための教育)活動1年間のまとめとして、1学年生徒全員でESDポスターセッションを行いました。各グループで新聞記事の中から興味関心のあるテーマを設定し、ポスターを制作しました。それぞれが各教室へ分散し、調べた内容を丁寧に説明し、質疑にも柔軟に対応していました。2年次に行うESD公開発表会での更なる飛躍を期待できる内容でした。

永遠瑠・マリールイズさんの講演会を行いました。

2018年1月29日 13時51分

1月24日(水)福島県男女共生センターにおいて、1学年の生徒がユネスコスクール国際理解講座の一環として、NPO法人「ルワンダの教育を考える会」永遠瑠・マリールイズさんの講演を聞きました。その準備として、生徒たちはルワンダに関するレクチャーを受け、映画『ルワンダの涙』を観て講演に臨みました。「教育」「夢を持つこと」「出会い」の大切さを今年も生徒たちに伝えて頂きました。講演後の質問も活発に行われ、今年は頭に巻いた布の活用方法も披露してくれました。彼女の話に感動し、次の日にはさっそく「国際理解のボランティアをしてみたいです!」と言いに来てくれた生徒もいました。来年も講演をお願いしたいと考えています。みなさんも機会があれば是非ご参加下さい。

JICAグローバルキャンプに参加しました。

2018年1月9日 09時02分
ユネスコスクール

ふたば未来学園高校が主催する「JICAグローバルキャンプ2017@いわき海浜自然の家」に、昨年末12/6(水)~8(金)の3日間、本校生徒13名が参加しました。

講座内容は「異文化理解」「フィリピンの防災」「メディアリテラシー」「貿易ゲーム」「途上国の地域振興事例」「再生可能エネルギー」「シリア難民キャンプ」「地球のステージ」「青年海外協力隊シミュレーション」「協力隊訓練模擬体験」「より良い安達高校ライフを作ろうミニ・プロジェクト」「20秒アクションスピーチ」など多岐に渡りました。どの講義からも生徒たちは多様な視点を獲得するきっかけを得ることができました。また、ふたば未来学園や富山県立高岡高校の生徒たちとの活発な交流もあり、非常に濃密な3日間となりました。生徒たちの成長が期待できるよい体験となりました。

今回お世話になったふたば未来学園高校の皆様、JICAの皆様に感謝申し上げます。

JICA二本松HPでグローバルキャンプの事が紹介されています。是非ご覧下さい。

ESD海外語学研修を実施しました。

2017年8月31日 12時00分
ユネスコスクール

  7月31日(月)から8月10日(木)の11日間、今年で3回目となる安達高校オーストラリア海外研修を実施し、有志参加の14名の生徒がオーストラリアのニューカッスル市へ行ってきました昨年行ったシドニーから200km北の、シドニーに次ぐ街です。

  観光客も含め外国人が少ない街であったため、とても温かい歓迎を受けました。文化や景色は生徒たちにはやはり興味深かったようで、生徒からは、「日本に帰りたくない」、「来年もきたい」などの感想が聞かれました。
  昨年も参加した生徒がもう一度参加するなど、徐々に研修の効果が上がってきているように感じます。安達高校は引き続き、海外研修を行っていきたいと考えております。
  なお、本研修は福島県が実施している「ふくしまの未来を担う高校生海外研修支援事業」の助成を受けながら実施しました。

兵庫県立北須磨高等学校との交流会を実施しました

2017年6月19日 12時35分

  6月19日(月)、本校同様ユネスコスクールである兵庫県立北須磨高等学校との交流会を実施しました。
  午前中は、保護者の方の承諾を得、線量をモニタリングしながら、合同で被災地の巡検を行ってきました。震災時のまま時が止まっているかのような光景に両校の生徒達は心打たれているような様子でした。生徒の誰かが言った、「人の営みとしての時間は止まっているけれど、植物などの生き物にとっての時間は流れているみたい」という言葉がとても印象的でした。
  
  午後からは、お互いの活動紹介をし、本日の感想を模造紙にまとめました。本当に様々な意見が出てきて、この交流会を実施することができて良かった、と感じました。
  
  震災から6年がたった今、復興について考える人と時間が減ってきているように感じます。本校では、「Re:復興教育」を掲げ、今後も、福島県の復興について考える機会を与えていきたいと思っています。

宮城教育大学で研究指導を受けてきました

2017年6月11日 12時31分
ユネスコスクール

  自然科学部では、透明標本の作製に挑戦しています(写真は載せることはできないので、是非検索してみてください)。6月11日(日)に、自然科学部の生徒2名とともに、斎藤千映美教授の学生さんに、その作成方法のコツについて聞いてきました。
  説明後は、もはや恒例となったヤギとのふれあいを行わせていただきました。

  ※今回は不覚にもカメラを忘れたので写真がありません

日誌

公開ESD校内発表会が行われました

2015年7月22日 09時16分
ユネスコスクール

 本校では,東日本大震災以降の様々な苦難を乗り越えようと、総合的な学習の時間や教科「情報」を通じて「復興教育」を実施してきました。実施にあたっては、国際連合教育科学文化機関(UNESCO),文部科学省が進める「持続発展教育(ESD)」を中心に置いています。ESD を推進する学校は,ユネスコパリ本部がユネスコスクールとして指定をしていますが、県内では平成24年12月に本校が初めて加盟承認されました。今年度もこれまでの取り組みを踏まえ,「復興教育」「国際理解教育」における教育活動の成果発表会を行いました。

期 日    : 2015年7月14日(火)10時00分~16時10分 (受付:9時30分~)
会 場    : 本校体育館
内 容    : ① 生徒発表…2年生6班、3年生1班、オーストラリア海外研修班、
                 ESD世界大会派遣グループ、自然科学部、家庭クラブ、
                 ESD国際交流プログラム参加生徒
        ②  講評…JICA 二本松青年海外協力隊訓練所所長 州崎 毅浩 氏

生徒発表
  3年 こどもの発達と保育:「ユニクロ服のチカラプロジェクト」
  2年1組:「福島の現状 ~残された課題~」
  2年2組:「START DASH! From Fukushima」
  2年3組:「FUTURE FROM FUKUSHIMA~福島がになう再生可能エネルギーとは~」
  2年4組:「震災前後の環境変化~マグマ発電に注目してみた~」
  2年5組:「エネルギーの可能性~宇宙太陽光発電(SSPS)について~」
  2年6組:「
FUTURE FROM FUKUSHIMA~福島がになう再生可能エネルギーとは~
  自然科学部:「福島IN THE FUTURE」
  オーストラリア海外研修:「福島の紹介」(英語発表)
  ESD世界大会岡山派遣グループ:「東日本大震災からの福島」
  家庭クラブ:「災害時に役立つ食事の提案」
  ESD国際交流プログラム参加生徒:長谷川美佳「What Happened in Fukushima?」(英語発表)

    
     どの班も頑張りました               暑い中、皆集中して聴いていました          活発な議論が行われました
    
JICA二本松所長 州崎様よりご講評を頂きました       2年4組が表彰を受けました

 今年度は、2学年の発表の中から最優秀発表賞を選出しました。全校生徒の投票により、
2年4組 「震災前後の環境変化~マグマ発電に注目してみた~」が最優秀発表賞を受賞し、1学期終業式にて表彰されました。


以下のリンクより生徒の感想をご覧いただけます。
平成27年度公開ESD校内発表会感想まとめ.pdf

ユネスコスクール


ESD大賞を受賞しました
 

           
全国約650校のユネスコスクールの中から、ESD(持続可能な開発のための教育)への取り組みが評価され、グランプリとなるESD大賞を受賞しました。


県内初ユネスコスクールに認定


 本校では平成24年度より、震災からの復興や未来の在り方について考える「復興教育」に取り組んでいます。このような中、平成24年12月に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「ユネスコスクール」に認定されました。県内の幼小中高大を通じて認定されたのは初めてとなります。ユネスコスクールとは、国際理解や人権尊重、持続可能な発展などユネスコが提唱する理念を、教育を通じて目指す学校です。世界181か国で9000校以上が認定されており、日本の認定校は平成25年1月現在、41都道府県で550校となっています。

 大震災後4年が過ぎました。今でも生徒が被った傷は決して癒えてはいませんが,子供という最も大切な存在を,心配の消えない環境下の学校に送り出さなければならない保護者・地域の方々が,さらに深い傷を負っていることを感じます。しかし,未来を創ろうと、前向きに努力する子供たちの様子は、多くの大人を勇気づけることになり、ひいては福島復興にも繋がっていくものと思います。安達高校の「復興教育」は、生徒自らが自身の人生を真剣に捉えながら、持続可能な未来を創造するユネスコの理念を中心に据えたユネスコスクールとしての活動を展開していきます。
 

    


【目 標】 
 1今後訪れる様々な物事に対して、力強く乗りこえる力を養う。
 2持続可能な将来のためには、知識や経験が必要であることを実感し、通常の学習の重要性を認識させる。
 3自分の人生や将来像を自分の頭で考え発信できる表現力を養う。

【教育内容】 
 放射線対策教育
  福島県が置かれている現状を認識する必要があることから、「放射線対策教育」を実施。まずは、放射線、放射性物質、放射能の意味、内容を学び、安達高校における放射線量を把握する。さらに、福島県復興のために高校生ができることや、、その社会的な影響力について学習を行っている。
 再生可能エネルギー教育
  外部講師(大学や企業等の専門家)を招き、地球温暖化の現状とその原因について講演をしていただく。また、こうした状況を改善するための1つとして、再生可能エネルギーの必要性について学んでいる。
 持続発展教育(ESD)
  様々な国際機関と連携し、世界的な視点で地球の現状や将来像を考え、持続可能な社会を目指すための学習を行っている。
 交流学習
  アジア諸国のほか、アメリカやフランスの高校生との交流を行い、広い視野や、解決しなければならないたくさんの課題を共有し、改善策について考えている。


    
【ESD防災アジア次世代リーダー    【OECD東北スクール】       【日韓中高生フォーラム】 
   国際ワークショップ】
 (文部科学省・公益財団法人ユネスコ・ (OECD・文部科学省・福島大学主催) (文部科学省・大阪府立大学主催)
 アジア文化センター主催)