日誌

「千功成」蔵元 檜物屋酒造店を訪問しました。

 8月19日(水)、岐阜県より安達学園中京高等学校商業コースの方々との交流会を本校で行い、お互いの地域の食文化を紹介しあう予定です。よって、実際に地元で食材を作っている企業に話を聞き、実際に体験することが必要であると考えました。その第1弾は二本松市の醸造店「国田屋醸造店」で味噌作り体験を行いました。【過去記事参照】
 
今回はその第2弾として、7月28日(火)、明治7年創業二本松市の地酒「千功成」の蔵元である檜物屋酒造店を訪問し、日本酒ができるまでの説明を伺い、蔵の見学をさせていただきました。

 

 軟水と硬水では発酵の進み具合が違うことや、日本酒用の良い麹についてなど、日本ならではのわざに触れ、地元の資源を使って地酒中の地酒を作る檜物屋酒造様の仕事に触れた生徒たちはとても感動している様子でした。
 お中元の時期でとても多忙なのにもかかわらず、ご対応いただいた檜物屋酒造店の皆様、本当にありがとうございました。

 以下は生徒の感想です(抜粋)
・味噌作り体験に続いて二本松の酒屋さんに行って話を伺ったり作る所を見せていただいたりしました。話を伺っているときはまだお酒を飲めない私たちよりも同行した先生たちの方が楽しそうでした。
でも作業場の見学やお酒作りの行程、歴史の説明などのお話はお酒が飲めなくても純粋に知識として興味深くとても参考になりました。 
使用する水によって辛口になったりすることを初めて知りました。それと材料になるお米は一般的に食用とされるものより高くてそれを削って使うのでお酒は贅沢なものなんだと思いました。
・歴史のある二本松の酒屋さんに行って話を聞いたり見たりして、今まで知らなかった工程を知り、新しい知識を得ることができました。酒づくりの歴史に触れたり今の酒屋さんたちが抱える問題を知ったり、又私たちでも甘酒などを作ることができると知りました。私たちの住む二本松にはたくさんの歴史、文化のあることは素晴らしいことだと思いました。これから実行できることは実行し、生かしていきたいです。