日誌

京都教育大学附属京都小中学校との合同被災地復興視察が行われました。

 12月23日、京都教育大学附属京都小中学校と合同被災地復興視察および意見交換会を実施しました。参加した1年生6名、2年生4名、3年生9名、合計19名の生徒たちは安達高校をバスで出発し、始めに「とみおかアーカイブ・ミュージアム」を訪問しました。その後、特定廃棄物埋立情報館「リプルンふくしま」で京都教育大学附属小中学校の中学生と合流し、館内と処分場を共に見学しました。次に訪れた「広野町トロピカルフルーツミュージーアム」では、バナナ栽培など復興事業の取り組みについてお話を伺いました。最終目的地は楢葉町の復興拠点でさまざまな生活機能を集約させたコンパクトシティ「笑ふるタウンならは」でした。実際に災害公営住宅などを歩いて見学し楢葉町が目指すこれからのコミュニティの方向性を肌で感じることができました。また、町民の新たな交流の場「ならは CANvas」では楢葉町の復興活動について説明を受け、これからのまちづくりの在り方について京都教育大学附属小中学校の中学生との意見交換やディスカッションを行いました。主に富岡町・楢葉町・広野町の復興の現状を探ることを目的とした視察でしたが、それぞれの町が復興の歩みを止めずに前進している様子を自分の目で確かめることができた巡検となりました。