日誌

記事(ユネスコスクール2)

放射線教育講座を開催しました。

5月17日(水)、1年生を対象に本校ESD(持続可能な開発のための教育)の一環として、「放射線教育講座」を開催しました。
講師に福島大学 総合教育センター 教授の岡田 努 先生をお招きし、ご講演頂きました。
震災・原発事故から6年経過した福島県の現状や放射線、原子力発電所に関する基本的な知識についてお話しをしていただき、生徒たちは興味深く聴講していました。
講座の後半、「放射性物質と食の安全」をテーマに自分が発表するためにはどのようなことについて調べればよいかをアイデアグリッドシートを用いて考え、友達と共有する場面も見受けられました。
今回の講座は、生徒達がこれから、教科の枠にとらわれないESDの活動を進めていくための足がかりとなったのではないでしょうか。
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1学年ESDオリエンテーションを実施しました。

本校では、ユネスコスクールとして「持続可能な開発のための教育(ESD)」を実践しています。4月19日(水)、1学年ではESDの導入としてオリエンテーションを行い、これまでのユネスコスクールとしての本校の取り組みや今後のESD学習ビジョンについて学びました。

授業後半には持続可能な社会について考えるために「40年後の幸せな村」の絵を描き、クラスの仲間と話し合いを持つなどして活動しました。振り返りシートには「ESDを通して想像力を高めたい」、「いま世界で起きている諸問題に関わっていきたい」などの感想があり、1学年の今後のEDSの活動に期待が持てます。

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本校生徒がインドネシアを訪問します!

  フランス・ドイツへと派遣された第6回ESD国際交流プロジェクトに続き、第7回ESD国際交流プグラムへ本校の2年生1名が派遣されることになりました。
  全国のユネスコスクールから応募のあった100名の中の12名という狭き門を見事突破しました。
  日程は3月25日から3月31日で、訪問先はインドネシアです。世界のESDの優良事例を表彰するUNESCO/日本ESD賞を第1回目に受賞したインドネシアのESDプロジェクトを訪問すると共に、現地のユネスコスクールとの交流を予定しております。
  現地では英語のプレゼンテーションがあるとのことで、現在一生懸命その準備を行っていることろです。滅多にできないこの経験を存分に生かしてほしいと思います。
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自然科学部員による寄稿が科学教育誌に掲載されました。

  「サイエンス ウィンドウ」は科学技術振興機構による隔月発行の科学教育誌です。自然科学部に所属し、食や農業をテーマに取り組んでいる生徒が「サイエンス ウィンドウ」2016年秋号の特集『育てる・つくる「食」の未来』を読んで感じたことを寄稿したところ、その記事が2017年冬号に掲載されました。
  情報発信力を向上させるためには、情報を仕入れ、自分の物とする訓練が必要となります。安達高校は今後もそのような力を身につけることができるような機会を提供していきたいと考えています。

  紙面はこちらよりダウンロードすることができます。
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インドネシアの高校とSKYPEで交流しました。

  安達高校有志生徒の3名が参加している「ESD Food Project」。昨年はインドとの協働プロジェクトでしたが、今年はさらにタイとインドネシアを加え、持続可能なライフスタイルをテーマに、二本松の郷土料理「ざくざく」の価値を再発見する活動を行っています。

  1月30日(月)にパートナー校であるインドネシア「amalina island junior high school」の7-8年生と無料通話アプリ「Skype」による交流を行いました。お互い相手の地域の郷土料理について調べたことを英語で発表し合いました。先方は、なんとざくざくについて書類にまとめてくださいました。(こちら→ZAKUZAKU Heathy facts.pdf)。

  amalina校の生徒は、中学生にもかかわらず流暢な英語を話す一方、本校の生徒は話したい意欲があるのですがリスニング力、スピーキング力発揮できずもどかしい思いをしていました。海外の方とのコミュニケーションは語学力がすべてではありません(伝えたいと思う気持ちがあれば工夫次第で伝わります)し、語学力を身につけることがゴールではありません。身につけた言葉を使って何をするかが重要であること、さらに、当然そのために語学力が基礎となるということを実感し、自分たちに必要な力はなんなのか、改めて考える機会となったようでした。

  
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JICA青年海外協力隊員による国際理解講座を実施しました

  2017年1月25日(水)に1学年全員を対象に、青年海外協力隊の皆さんによる国際理解講座を安達高校で実施しました。昨年同様、4つの講座の中から、生徒達は興味関心のある2講座をそれぞれ50分ずつ聴講しました。
  今回お越しいただいたのは年野朋美さん(インドネシア・保健師)、丹治宏樹さん(インドネシア・陸上競技)、湯澤千里さん(サモア・理科教育)、室井研一さん(モロッコ、ヨルダン体育)の4名です。自らの体験を踏まえた話に、生徒達は熱心にメモを取りながら聞いていました。
   青年海外協力隊にもともと興味を持っていて、今回の話でさらに行きたい気持ちが強くなったという生徒が講座後に直接隊員の方に質問に行く姿が印象的でした。
  講座を通して「世界」をより身近に考えてくれるきっかけとなれば、と思います。
  
    
  
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エコ活動実践プロジェクト成果報告会にて発表を行ってきました。

  安達高校は福島県の「平成28年度エコ活動実践プロジェクト」の指定を受けて『太陽光発電の啓発および中庭池の浄化』活動を実施してきました。太陽光発電の大きな課題である曇りのときの発電効率の向上と、中庭にある池をエコな方法で浄化するというテーマです。
  1月22日(日)三春町にある福島県環境創造センター内のコミュタン福島で行われた活動報告会に参加し、活動報告のプレゼンテーションと活動を紹介したポスターの掲示を行いました。

  発表に慣れている生徒達でしたが、ホールでの発表にいささか緊張していた様子。ですが、そこは経験のなせる業。なんとか乗り切ることができました。

    

  ちなみに、この日は施設見学会も実施していただき、コミュタン福島の隣に併設されている研究棟を特別に見せていただきました。最先端の測定器具の数々に他校の生徒も、先生も大興奮でした。また、交流棟にある360°球形シアターは、360°すべてがスクリーンで、前も上も下も後ろにも映像が流れるシアターの映像は大迫力でした。
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ルワンダについての講演会を実施しました。

  昨年も実施された、1学年を対象としたESD国際理解講演会「教育の大切さ ~ルワンダ・日本での経験を踏まえて~」を今年も二本松男女共生センターで実施しました。

  まずはルワンダ内戦を映画等で学んだ後に、NPO法人ルワンダの教育を考える会理事長 永遠瑠(トワリ) マリールイズ 様にご講演いただきました。
  「学んだことは自分を助けてくれる」
  同じ国民による虐殺が行われている大混乱の中、たまたま手にしていたハンドバッグ、そして日本で学んだことのある経験によって、比喩ではなくそのままの意味で自分と自分の子供たちの命を得たマリールイズさんの話には迫力があり、皆集中して聞いていました。

 
  
 
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サイエンスキャッスルにて研究発表を行いました。

  12月18日(日)東北大学 サイエンスカタールキャンパスで行われた中高生のための学会「サイエンスキャッスル」にて自然科学部が「生分解性プラスチックの作製と評価」という題目でポスター発表を行いました。

  じゃがいもから抽出したでんぷんと、カニなどの殻に含まれるキトサンを混ぜて作られたこのプラスチックは多くの方から興味を持っていただけました。発表した本人も徐々に自信を持ちながら来場者に説明をしていました。

 
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JICAグローバルキャンプに参加しました。

今年度も、ふたば未来学園高校が主催する『JICAグローバルキャンプ2016@いわき海浜自然の家』に12/7(水)~9(金)の3日間、本校生徒15名が参加しました。

講座内容は「異文化理解」「メディアリテラシー」「貿易ゲーム」「バヌアツの災害と防災」「再生可能エネルギー」「福島県と関係の深いアフリカの国々」「スポーツと健康について」「青年海外協力隊シミュレーション」「協力隊訓練模擬体験」「より良い安達高校ライフを作ろうミニ・プロジェクト」「20秒アクションスピーチ」など多岐に渡りました。どの講義も講師の方々の熱い想いが伝わる内容だったのが印象的でした。生徒たちは新しい知識をワークショップやディスカッションで吸収し、また、ふたば未来の生徒たちとの交流もあり、非常に濃密な3日間となりました。そして最後の20秒スピーチでの堂々とした発表は目を見張るものがありました。今後の生徒たちの成長が期待できるよい体験となりました。

今回お世話になったふたば未来学園高校の皆様、JICAの皆様に感謝申し上げます。

以下のJICA二本松HPでグローバルキャンプの事が紹介されています。是非ご覧下さい。
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